モルディビアン航空 | ちぃじろう日記

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2013/07から休職して青年海外協力隊へ参加することに。
感染症対策,任国はバングラデシュの最北端。

日本ではなじみの薄いモルディビアン航空、モルディブのマレをハブ空港とする
モルディブの航空会社で、インドのチェンナイを経由してバングラのダッカへも
週4便就航している。

今回ダッカからチェンナイへ飛ぶにあたり、唯一の直行便ということもあり
このモルディビアン航空を選択した。



「flying made simple」などと謳っていますが、ちっともシンプルじゃない。
航空券の予約はネットでできるものの、支払いは窓口に行かなければいけないという
意味不明なシステム、しかもカードは使えず、支払いは現金のみ。

インドのビザを申請中に購入しに行ったところ、購入にはビザが必要だという。
ビザの受け取り表を提示してこれをなんとか説得。

変更手続きでも面倒なことに。
当初はチェンナイまでの往復で購入していたのだが、急遽インドの後ろに
ミャンマー行きを追加したため、復路分のキャンセルをしたのだが、
差額の返金処理は1ヶ月かかるなどという。
これも説得してその場で処理してもらったのだが、優に1時間はかかった。
チケットオフィスがJICA事務所から近かったのがせめてもの救い。

さて、実際に搭乗してみた感想は、、、

チェックインは窓口が3ヵ所であまり待たずにスンナリ。
何かと揉めて時間がかかるインド人の後ろに並んではいけないという鉄則も
インド行きの便では避けようがないと覚悟していたので意外だった。



搭乗はビジネスクラスの次に家族連れを優先、その次にマレ(モルディブ)まで行かず
チェンナイが目的地の乗客が搭乗したのですが、その数の少なさにビックリ、
7割以上はマレに向かう人たち。
機内で隣のバングラ人にモルディブの就労ビザを見せてもらったのですが、
乗客の大半は出稼ぎに行くバングラ人だったようです。
インド人が少ないからチェックインカウンターの混乱も無かったんですね。
(荷物の量が多すぎて、超過料金を巡ってバトルが繰り広げられるケースが大半。)

出発時刻の10分前には駐機場を離れるという期待以上の定時運航、
機内食はベジタリアン食かそれ以外の2択で美味しいとは言えないもののアクセプタブル、
Airbus A320 のシートピッチが若干狭いのも許せる範囲、
何よりも定刻より前にチェンナイに着いたことが素晴らしい。

WEB発券ができないことと、運航状況をWEBで確認できないこと以外は
なかなか良かったですね。

以上、モルディビアン航空の搭乗記でした。