うちには柴犬の雌がいる。
生後2ヶ月の頃にペットショップで迎え、
もうすぐ7年になる。
この子は寒暖差に弱く、冷えると下痢をする。
ホルモンの影響や夏の暑さ、
季節の変わり目には体調を崩しやすい。
吐くこともよくあるし、
ご飯を食べなかったり、散歩に行きたがら
なかったりすることも珍しくない。
過去にはマダニに噛まれて、
ひどく具合が悪くなったこともあった。
だから私は、
正直、少しの不調ではあまり
動じなくなっていた。
去年の春頃から、夫が運動不足解消のために
犬の散歩に行くようになった。
今まで世話をほとんどしてこなかったので、
一緒に暮らしていても、この子の
「体質」をよく知らない。
元気が無く、散歩中の様子がいつもと違う。
数日経っても良くならない。
最初は控えめだったけれど、
「病院に連れて行った方がいいんじゃないか」
と、次第に語気を強めてきた。
わたしはこの6年、この子の体調不良に
一人で対応してきた。
だから、こうなった経緯に察しはついている。
それでも今回、「ちょっと長いな」と
感じるところはあった。
そこに夫の言葉が重なり、
私の不安はさらに大きくなっていった。
自分の見立てに自信が持てなくなり、
不安を和らげたくて、ChatGPTに相談した。
それから数日経った。
結局、病院には連れて行かなかったが、
今は食欲がもどり、散歩が十分できる
ところまで回復している。
今回あらためて感じたのは、
周りの不安の声が、どれほど大きな
影響力を持つかということ。
久しぶりに、その影響を強く実感した。
不安や悩みがあるときは、
周りの声に揺れてしまいがちだろう。
でも、そんなときは一度、
自分の感覚や、これまで積み重ねてきた経験を
改めて信じてみる必要があると思う。
そうすることで、自分を信じる力を
取り戻せる気がする。