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このところ、名刺をデザインしたり、チラシを作ったり、
ホームページやエキテンのサイトを編集したり と
アタマを使う事ばかりをしています。
考えることばかりしていると、アタマにばかりエネルギーが行ってしまい、
いわゆる「のぼせ」の状態になってしまう。
そうすると、頸から後頭部が緊張し、頸から肩が凝り、
肩甲骨の間が凝ったり、頭痛がしたり、
イライラしたり、神経過敏な状態になってきます。
氣=血 ですから、血液も一緒にアタマに上がっています。
アタマで考えることが多く、悩みや取り越し苦労が多い人や、
ストレスが多い方は、施術で横になっている時に、
アタマを持ち上げようとすると、とても重いです。
半端でない量の血液が、アタマに登ってきて、重くなっているんですね。
こうなると、少しの事で「プチン」とキレて怒ってしまったり、
イライラしてしまいがちになります。
これは通常「肝臓」の貯血機能が弱っているときに、貯蔵できない血液が
アタマに行くことで起こります。
だから「肝=怒」なんですね。
この冬の寒い時期、「冷やしてはいけない」と皆さん防寒をされます。
もちろんストーブや、エアコンで部屋を温めて過ごされますよね。
当然、「冷え」は身体の中に入れては行けないものです。
【 温め過ぎも良くない 】
身体の体温を温める、あるいは保ちすぎると、
氣が滞ります。
肝臓が弱っていない方でも、あまりに温かい環境で、
アタマばかりを使う事をすると
氣がどんどん上に上がり、降りてこなくなってしまいます。
特に頸のあたりは巻物や、ハイネックでガードしている方が多いでしょうし、
ダウンを羽織ったままの方もいらっしゃる。
頸を通過するときに、通常、構造上は冷える血液が、
その温度を保ったまま上がってしまうと、頭がのぼせてしまいます。
保温するのはもちろん大切ですが、状況を鑑みず
常に一定になっている所に問題があるのです。
【 氣と血の循環 】
暖かく、温度を保った所に、氣がとどまります。
とどまる、ということは、「滞る」事を意味します。
身体で氣の流れが滞っているので、アタマからの氣(血)が降りてこれない
そういう状態になってくる。
氣は水の流れのように、循環し続けているのが良いんです。
カラダの「首」と付く部位は細くなっており
構造上そこで一旦血液が冷やされます。
温度差がある部分がカラダのところどころにあることにより
血液循環が促進されるという側面があるのです。
「形」にはきちんと意味があるんですね。
ですから、エアコンは、空間全体をまんべんなく温めるので、
氣が上に上がりやすくなるといえます。
焚き火などは、背中が寒くなる。
でもそれがいいのです。
寒い部分があるから、芯まであたたまる。
アタマがのぼせてくると、イライラしたり、クヨクヨしたり、
思考がグルグルして考えに囚われたり、リラックスが出来なくなってしまう。
神経がパンパンに張った、集中過剰な状態です。
【 冷やすことで循環を良くする! 】
上記のような自覚があり、肩頸のコリや、頭痛、頭重を感じられる方で、
温かい部屋でアタマを使ってばかり という方は、一度薄着になってみてください。
外の風を浴びに行くのも良いです。
「アタマを冷やせ」とか「顔を洗って出直せ」という言葉がありますね。
ぼくはシャツ一枚になってみたら、
あっという間に肩頸がゆるんで楽になりました。
しかも、寒くない。むしろ、心地良いんですね。
そのあと、さらに検証したくなって、上半身裸でしばらく過ごしていました。
ううーん、寒くない笑
一時間ほど過ごして、流石に冷えてきたので、羽織りましたが、
そこからは、身体の奥に火がついたようなエネルギーが感じられます。
カァ−っと燃えている感じ。
寒さ(陰)を受けて身体の中が(陽)になったんですね。
冷やすことで、強くなることがある。
「厳しくして体が確りする時には厳しくせよ。 厳しくして体が萎縮したり硬張ってしまう時は、厳しさを押しつけるな。」
──野口晴哉( 野口整体開祖 )
「冷やし」が「いやし」となることがあります。
「厳しみ」で「いつくしみ」と読めます。
「温めることが良い」という常識 その逆説です。
では、今冷やして良いのか?
そんなことして、風邪を引かない??
温度を保つのが良いのか?
判断のカギは、「快の感覚」です。
薄着になってみて、氣持ち良ければ、氣持ち良い間だけ、冷やしたら良いんです。
結局、全部身体が教えてくれる。
子どもはこんな寒いときでも、平気で半ズボンで走り回っています。
着せようとすると、嫌がったりする。
きちんと氣が循環しているから、寒くないんだ、とわかりました。
着たら氣が滞って氣持ち悪いから、嫌がっているわけです。
不要な保温は、感覚を閉じさせ、本能が鈍ってしまう。
そんなことを感じているのではないかと思います。
では、僕達大人は、子どもと違って、
過剰にアタマを使うから、寒がりなのではないのか?
身体の感覚から離れてしまったから、寒いのではないのか?
そんなことが浮かんできます。
【 アタマの使いすぎによる冷え 】
今回氣付いた事は、
温かい、快適な部屋で、アタマを沢山使った仕事をしているために、
氣が滞り、冷え性になっている方も多いだろうなと言うことです。
アタマに血がのぼっていると、お腹(丹田)はお休みしてしまいます。
造血ポイントの丹田が充実していないと、体温は低くなってしまいます。
アタマの使い過ぎの冷え。
悩み多い方は、冷えがある という図式になります。
上に書いた症状がある方、ぜひ一度試してみて下さい。
温めすぎは、身体が怠けてしまい、逆に冷えます。
冷やすことで強くなるという事実があります。
注意されたいことは、冷やすのは上半身だけ。
「頭寒足熱」に従いましょう。
そして快を感じる間だけ、やること。(カラダに聞くということ)
ブルブルしながら無理してやるのは、保証できません。
(集中過剰タイプはこう言ってもやりかねないので自己責任でしてくださいね。笑)
あと、こちらのリンクを見たら概念を壊されますよ笑
体温を上げる呼吸法も公開されています。
「アイスマン」と呼ばれる、パンツ1枚でクライミングに挑み、裸足で雪の上を走り、氷の中を平然と泳ぐ男
http://travelpress.jp/iceman-wim-hof/
身体の感覚と対話して、既存の概念を壊していきましょう。
身体の野生を取り戻せ!(^o^)
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