道の駅「藍ラント゛うだつ」

2024年4月4日(木)、車中泊の旅9日目のご紹介をしています。

 

加茂の大楠を見学して、吉野川に沿って進みます。

11時50分、道の駅「藍ランドうだつ」に到着しました。 ここでランチタイムも兼ねて小休止。

▲藍の蔵

藍ランドとは、藍染めの藍を示すものと理解しました。

駐車場に止めて、案内に従って行くと写真の藍蔵が現れました。

「うだつ」は岐阜県美濃市が有名ですが、防火壁の一種です。

▲うだつがある風景

昔の街道に沿って古い町並みが続いています。 

重要伝統的建造物群保存地区でした。

 

「うだつ」とは写真の白壁の2階部分が隣家と接する場所に突き出た壁を言います。

隣家の火災をこの突き出た部分で防ごうと言う寸法です。 防火壁の一種ですね。

▲ボンカレーの看板

古い街並みに行くと、きっと現れるボンカレーの宣伝です。

▲うだつ

写真の白い漆喰造りの部分が「うだつ」と呼ばれています。

防火壁と申しましたが、この建物の場合うだつに接する壁体の部分が板張りですね。

防火壁効果は少ないと思われます。

 

貧乏でこのような「うだつ」を作れない人を「うだつの上がらないヤツ」と軽蔑したそうな。

▲かたつむり

東京では滅多にみられなくなった「かたつむり」が4~5匹塀を歩いていました。

▲うだつ

ここにも4個のうだつが見られます。

▲街角の案内板

濃い青に塗られた建物に「うだつ」があると説明してありました。

街道筋のほとんどの建物に「うだつ」が見られるようですね。

でも「うだつ」が上がらない家も結構見受けられますね。

▲観光客

観光客も何人か訪れています。 古き日本の宿場町と言ったところでしょうね。

 

 

        <今日の一曲>     五月のバラ

 

 

 

加茂の大楠

 

2024年4月4日(木)、車中泊9日目の様子をご紹介しています。

 

マイントピア別子を8時40分に出発、徳島県に入り東みよし町のスーパーで買い物。

スーパー「マルナカ」でしたが、地方のスーパーの名前を知らないので困ります。

スーパーの目の前に居ながら、どっかにスーパー無いかなぁと思ってしまう平蔵だ。

 

今回は「マルナカ」をどうやらスーパーらしいと感じて立ち寄りました。

買ったのはトマト・リンゴ・ナッツ・とんかつなど。 コンビニにはなかなか無い物をゲット。

 

んで、通りすがりに「加茂の大楠」の看板を見つけて一時停止。

▲加茂の大楠の説明

楠は大きくなる樹木の代表格ですね。 全国に「日本一」があります。

鹿児島にも日本一を名乗る大楠がありましたね。(蒲生の大楠)  

ここも日本一ですよ。

▲加茂の大楠の全景

大きな楠です。 それにこの楠は全体の姿がバランス良く、見事です。

右端にトイレがありました。 ここで野宿も静かで良さそうと思うのは平蔵だけか?

木の下に赤い服着たご婦人が、もう一人のご婦人と井戸端会議中です。

▲大楠

根本に近づくと樹の大きさを更に感じる事が出来ます。 

井戸端会議を邪魔しないように、そっと静かに近寄るんだよ。

▲見事な枝ぶり

枝には苔が一杯。  樹齢を感じます。 樹齢1000年以上とか。

▲大楠の根元に祀られた白蛇

▲大楠を一回り

井戸端会議は続いています。 

11時20分頃大楠を離れ、吉野川に沿った国道を進みます。

▲垂直に伸びる集落

四国は垂直に伸びる畑や集落が多いと感じました。  

四国には今回は立ち寄らなかった祖谷渓なども垂直に成長する集落がありますね。

 

         <今日の一曲>  鳥になった少年

 

 

 

マイントピア別子の朝

 

2024年4月4日(木)車中泊9日目のご紹介を始めます。

 

道の駅「マイントピア別子」で6時起床、車内15℃、車外13℃、天候・・またまた・・雨!!

▲9日目の朝食

マイントピア別子の朝食はいつもの洋定食です。 

飲み物は起き抜けのモーニングコーヒーと紅茶です。  

朝食後小雨なので、カメラを持って昨日撮れなかった道の駅の風景を撮りました。

▲桜と渓流

夜来の雨で川が濁ったかと思ったけど、結構きれいな水が流れてた。

▲旧別子銅山の発電所

レンガ造りの発電所はしっかり残っています。 

内部を見学できるようでしたが、川の向こう側まで雨の中歩くのは・・・・イヤだった。

▲坑内列車

操業当時の坑内列車の車両が展示されていました。

この写真では窓代わりにビニールシートが張ってありますが、当時は素通しだったのかな?

▲鉱石運搬車

▲仲持の像の説明

仲持とは、元禄4年の別子銅山の開抗から明治13年まで、奥深い銅山で精錬した荒銅

や山中での生活物資を背負って険しい山道を運搬した人たちを言うそうです。

▲男性の仲持

この仲持は米俵を担いでいますね。 男は45キロの荷物を担いだそうです。

▲女性の仲持

女性は30キロの荷物を担いだそうです。

▲坑内鉄道の機関車

換気の悪い坑道を蒸気機関車が走ったのでしょうか?  ちょっと信じられませんね。

 

尚、坑道も見学できるようでしたが止めました。

平蔵は秋田の尾去沢鉱山ゃ、日光の足尾銅山の中を見学した事があります。

坑道の中は、どこの鉱山も同じだと思ったので省略しました。

 

さてさて、相変わらず天気は悪いけど8時40分、道の駅「マイントピア別子」を出発。

9日目の今日は高松港から小豆島へ行きたいと思っていた平蔵です。