ある日、ロースから電話がかかってきました
彼女の親戚が会いに来てくれたそうですが
おもてなしをするための物が無くて困っていると言います。
他の場所から特産品を調達してきてほしいと頼まれました。
友達のためならお安い御用です
汁気の多いものがいいのではないかと思い、
野生のアンズとベリーを持ち、スタートポイントへ。
久しぶりのロースです
親戚の方に紹介してくれました。
スーザンは、連盟からいくつか送られてきたモリーの物を持ってきていたようでした。
彼女はロースにモリーの日記を手渡します。
読むかどうかロースに尋ねると
……避難所の仕事が大変で息衝く暇もない。防衛施設の建設、パトロールの人手、ひっきりなしに襲ってくる変異生物……こんな生活、いつまで続くのかしら。
こんな状況だからこそ、余計にロースが羨ましい。彼女は悩みとは無縁の生き方をしてる。爆音を出すビークルさえあればいいんだもの。できることなら、いつか彼女に避難所の管理者の生活を体験させてやりたい。そうすれば私のことを少しは分かってくれるだろうから。
それにはモダール避難所がいいわね。……助手ができてノーマンも喜ぶだろうし。
「それに、あたしの車は爆音なんて出さないし!」
と、不満そうですw
管理者の仕事は朝飯前だと言うので、
1日だけ体験させてもらえないかノーマンに相談してみました。
全然驚いてなかったなあ……
モダール避難所に着くと、ノーマンはさっそく今日の仕事をつらつらと挙げました
避難所の東に出没してるサンドワーム、砂嵐に破壊された観測装置、風に飛ばされたファイル、壊れたエネルギー装置、それからエンストした車……
ノーマンは、ロースに避難所スタッフのリストを渡しました。
しかしロースはそのほとんどの仕事を私に振ったのですwwww
仕方ないので、やります。
(モリーがロースに体験させたかったのって、これじゃない気がしますが……)
避難所の裏門のサンドワームを退治し、
避難所の外の壊れた装置の点検・修理をし、
避難所内のあちこちに落ちている巡回報告書を回収し
やっとロースたちのもとへ戻りました。
ロースも自分の仕事を終えたようで、くたくたの顔で今日の感想を語ります
「しんどかった……さっきなんか、住民2人があたしの目の前で喧嘩を始めてさ、危うく取っ組み合いになるところだったの!
物資を運んでくる人たちもみんな仏頂面でね、あたしが何か恨まれるようなことでもしたかのような態度なの!
こんなの、スタートポイントだったら……」
避難所の管理者は常にこういった問題に直面していることをノーマンは優しく説明しました。
モダールでは連盟の補給をあてにできますが、グアルナは違います。
モリーはいつも、物資がなかなか届かないことにやきもきしていたのでした。
ふと、ノーマンは
モリーから、ロースに渡すようにと預かっていたものがあることを思い出しました。
ロースがここに来ることを予想していたのですね
それもまた、モリーの日記でした
……ときどき思わずにはいられない。避難所の管理者を辞めたら、生活にゆとりができるかもって。グアルナの状況は想像していたよりひどかった。お金にならないどころか、身銭を切らないといけないなんて。
先月、ロースが新しく買ったビークルを見せてくれた。彼女は子供のときからずっとこういうかんじで、買えるものはお金を出して惜しみせずに買う……お父さんとお母さんが残してくれた遺産がどのくらいなのかロースはまだ知らないし、いっそのこと私、そのお金でパーッとやろうかしら……とにく、もう避難所の生活には耐えられない……
リバティー戦争で亡くなったロースの両親の遺産は、スーザンおばさんが預かっているとのことで
電話をして聞いてみることにしました。
曰く、数ヶ月前にモリーからメッセージがきて、大至急そのお金が必要だと言われたそうです。
しかし、しばらくしないうちにモリーが事故に遭ってしまったので、スーザンもお金がどうなったかなんて考える余裕がなかった、と。
スーザンが連盟から送られてきた荷物の中に
ロースの口座情報があったので、
連盟の端末装置に繋いで確認してみると
モリーはロースに土地を買ってあげていたみたいです……!
「あたしには無駄遣いするなって言ってたくせに、自分は土地なんか買って……ほんとわけわかんない。」
と、ロースは混乱しています。
モリーが残したものはどれも謎だらけです。
最後の日記を読んでみることにしました。
……寒くなってきたからかしら、なんだか急に、オーロラシティで暮らしていた頃のことが懐かしくなった。あの頃はよく雪を見ることができたし。グアルナはウィルの言った通り、水以外なんにもない。けど、ウィルは良いアドバイスもしてくれた。スキー用品を一式注文しておいた方がいい、絶対に行きたくなるから、って。
……こんなに早く品物到着の知らせがくると思わなかった。これなら、すぐにでもラゴン銀嶺にスキーに行けそう。時間ができたらスキー場に取りに行こう。今はこういうセルフピックアップが便利で助かるわ……
どうやらスキー場に保管されているようですね。
ロースと一緒に行ってみることにしました。
それはそうです(笑)
彼女の準備が終わるのを待ちましょう。