創設者はエドワードの息子であるカルロス・ブランビー。目的は人類進化の加速だった。そのために変異生物について研究を行い、異星人と人間の融合に挑戦。また軍事能力を高めるべく、変異生物「ミュータント」を作り、制御している。


 連盟が銀嶺に戻り、DNAバンクの謎が徐々に明らかになったことで、「アーク」という組織がようやく白日の下に曝されることになった。この秘密組織は一体何者なのか。ごく限られた情報によると、彼らは変異生物をある程度操ることができたようで、銀嶺のDNAバンクの他北大陸にも実験施設を持っているらしい。いずれにせよ、今私たちが目にしているのは「巨大なアーク」の氷山の一角に過ぎないのだ。


 連盟と多くのサバイバーにとって、アークは今でも未知の存在だ。数回に及ぶ戦闘で見せたその恐ろしい実力は、連盟にとってかつてない脅威となっている。謎と危険に満ち、制御できない巨大な物体が連盟の前に立ち塞がっては霧の向こうに消えていくのだ。彼らの規模・目的は謎に満ちており、連盟の対策は相変わらず後手にまわっている。


 アークはメンバーをEDAに潜入させているが、その上手さには舌を巻くほどだ。一体どれだけのメンバーが連盟内部に入り込んでいたのかわからない。一方、アークに関する情報は徐々に集まってきているが、作られた目的やメンバーの詳しい構成は謎のままだ。すべての謎の答えは、シアード要塞に隠されているらしい……

(2024.7.1時点)