もう一人の自分の死体を目撃した私は

マスコンの粉砕によって別の並行時空に移動されたことにようやく気づく。


イゴールの仲間殺しの証拠を集めるため、私はペガサス号に戻る決意をした。


「前世」の経験をもとに、私は慣れた様子でレジナウドとランダウ・コスナーを連れて行った。

そしてランダウからアークに関するより多くの情報を得た。


リディアのカプセル化されたコードを解読するため

私はレジナウドの提案を受け入れてAR訓練場の廃墟に向かい

リディアにリー・ヤンシェンのコーティングスタイルを学ばせることにした。



苦労の末、ようやくシステム中枢にたどり着いた私はリディアをそこに接続した。

リディアにリー・ヤンシェンのコーティングスタイルを学ばせさえすれば、デコンパイルは時間の問題となる。


あとはリディアの学習が終了するのを待つだけだ……



フェーズ武器を手に入れるため、降臨派はランダウを殺して彼の虹彩を奪って行った。



フェイト号に急ぎ戻ったイゴールは私を軟禁するよう命じ、降臨派の行方を追いに行った。


ドアのロックを解除した私は降臨派の行方を突き止め、自ら復讐に向かった。



通信チャンネルの情報は、妻夫木が私を誘き寄せるために仕組んだトラップだった。


絶体絶命の時、

たまたまその情報に引き寄せられたイゴールが窮地を救ってくれた。


追い詰められた妻夫木の小隊は逃走し

私はようやくイゴールにこれまでの経緯をきちんと説明することができた。

おかげでイゴールとの緊張関係は少し和らいだが

同時に妻夫木の小隊の行方もわかったため、

イゴールとの間に残った問題はひとまず置いておき、共にゼウスへ向かうこととなった。



降臨派は自ら召喚した異星モンスターに皆殺しにされていた。


モンスターが仲間を召喚し続けるのを阻止するため

私はイゴールの小隊と協力して次元の裂け目を閉じ、異生物を倒した。










イゴールは私を助けるためその身を犠牲にし

孤独な宇宙に永遠に留まることとなった……