残骸市場の隅の方に何か機械のような物が落ちていました。


それを手に取ると、突然メッセージが。


謎の人物ダイアナと会うために

指定通りクラッシュバレーに向かい電話をかけます



……つながらない。




ふと横を見ると草むらにホログラムが映し出されています。落ちていたホログラム装置がいつのまにか起動していたようです



おそるおそる近づいてみます



何を言っているんだかさっぱり分かりません驚き


裏切り者??




ユージンについて、リディアが調べてくれました


彼は軍事基地の総指揮官で、

最近重大な失策を犯してしまい、基地を危機に陥れたことで現在収監されている

とのこと。




さっきの男性ホログラムが告げていた座標に行ってみると

突然コモドラムが現れました。


渓谷はやつらの生息には適さないはずなのに、なぜ……



コモドラムを片付け地面を見てみると、またホログラム装置があります


起動してみると、同じ男性が現れました


どうやら裏切り者はナディアという名前で、ユージーンは濡れ衣を着せられたということなのでしょうか。




ホログラムが映した軍事基地のデータベースを見てみると

連盟長官のユージン・ハンクスという男のメールボックスが目に入りました


ナディアは何やらユージーンに異議を申し立てていたようです





その後、
ユージーンによってナディアが禁固刑になったことと
ナディアが管轄するプロジェクトの停止命令がアナウンスされていました



新たに登場したジョンソンという男は誰なのか?

ナディアは本当に裏切り者なのか?




と、そこに突然女性が現れました


ジョンソンという人物はあのホログラムの男性で、彼女の父親でもあると。



ダイアナは軍事基地の科学者で

「変異生物のメカ外骨格」について研究していました


先ほどのコモドラムも実験体の1つだと。

ただ、彼女もどうしてそれがこんなところにいたのか分かりません



むやみに殺めてしまった命に対し、追悼の意を表します。



ところで、私が拾ったジョンソンのシークレットキーは

どうして残骸市場に辿り着いたのでしょうか?


彼女はこう答えます


「軍事基地がタイダルに攻め落とされる前、父はどうにかしてシークレットキーを外へと送り出したのよ。」




ちょっと待って、

データベースのシークレットキーだということは伝えていないはずなのにどうしてそれを?


更に、裏切り者と言われているナディアという女性の名前。

アルファベットを並べ替えると「ダイアナ」になることに気づきました。




する突然、電撃武器で彼女に襲われ目の前が真っ暗になり

私は気を失ってしまいました




しばらくしてフラフラと起き上がると

記憶装置は既になくなっていました


たしかに大量の連盟ポイントが送られていました




でも、彼女が裏切り者にしろそうでないにしろ

このまま放っておくわけにはいきません


データはコピーされてしまったし、シークレットキーも奪われてしまいました驚き




ひとまず、側にあるジョンソンのホログラム装置を修復してみました



ホログラム装置が起動すると、音声が流れました


本設備はジョンソンの生体反応とバインドされています。ジョンソンの生体反応の消失を検知したため、自動で録画情報を再生します……



ジョンソンは……もう亡くなっているのですね無気力




ホログラムのジョンソンが出現


彼は再びユージーンに

自分が犯してしまった過ちついて謝ります


そして、ナディアが元々孤児であり、引き取った子であることを話し始めました

その結果ナディアはタイダルに利用され、少しずつ深淵へと引き込まれていったようです


ナディア、つまり彼女の娘であるダイアナの気持ちを無視した結果

彼女がタイダルの手に落ちてしまったこと


それがジョンソンの最大の後悔でした



そしてジョンソンはこのメッセージを「遺書」と言い、ユージーンに向けたであろう最後のお願いを話しました


それによると、「特定生体信号追跡」の実験は

ジョンソンが自分のために行っていた実験だったが

その対象はただ1人、ナディア。

装置に娘の生体信号をずっと追跡させていました


娘が何か危険な目に遭うのではないかと心配し

何かあった時に守れるようにと。




さらばだ、我が友よ。


その言葉を最後に、ジョンソンのホログラムは消えて行きました



ジョンソンの娘への想いを聞いた今、

ユージーンの代わりに私がダイアナを助けに行かなくては。




敵はタイダル。

今の状況と関連情報をプリートさんに送り支援を要請しました。



リディアに周波数を辿ってもらうと

ダイアナは軍事基地にいることが判明



ダイアナとタイダル兵がなにやら話しているところに到着しました


陰からこっそり盗み聞きします


交渉は決裂したようで、ダイアナは拘束されてしまいました



タイダル兵が去っていくのを見計らって

すかさず彼女の拘束を解きます



「ほっといてって言ったじゃない」

ダイアナは不満げな顔をしながらも、

連盟とタイダルに向ける敵意を語ります



タイダルは、データベースと引き換えにアーリとジョンソンを解放すると約束をしたと言います


私のところにコモドドラムが現れたのも、彼女がタイダルに私の居場所を伝えたせいだと。



アーリとは彼女の実験体であるリザードの名前です


タイダルは今日アーリに実験を行う予定で、助けるには最大のチャンスです。もちろん協力します





基地の奥に進み、タイダル兵たちを倒すと

その中に拘束されているポイズンリザードがいました


拘束を解くと、ダイアナが目の前にいるにも関わらずそのリザードは暴れ始めます



……どうやらこのリザードもメカに改造されているようです無気力


しかし彼女は、見た目は似ているがこれはアーリではないと言いました




アーリを助けてあげたい気持ちも山々ですが、ここは今やタイダルの基地。

さっきの争いを聞いてそろそろ援軍がやって来るに違いありません


まずはここを離れることを提案しますがダイアナはアーリを助けると拒否。

そしてジョンソンがアーリを処分すると言ったせいでこんなことになった、と叫びます




それを聞いた彼女の目に動揺が伺えました。

ひとまず彼女を連れて安全な場所に移動します








ダイアナにホログラムを見せる時がきました



ジョンソンは彼女に優しい声で語りかけます



自分の考えで実験を辞めさせてしまったことの謝罪


タイダルは初めからアーリが目的だったこと


戦闘マシンに改造されて、軍事基地の深部に隠されているアーリを見たこと


それを見て、いつかダイアナもこんなふうになってしまうのではないかと心配になったこと


もっと早くダイアナと話すべきだったこと……




最後にジョンソンは娘に愛の言葉を伝え、消えて行きました








そこへプリートさんが現れました


彼女は、

自分のしたことの責任は自分で取る。連盟にはきちんと説明する。と腹を括りました



遅ればせながらの父からの愛を受け取った彼女は

ようやく正気に戻ったようでした



軍事基地の防衛データを漏らしてしまった彼女の罪は、とても重いものに違いありません……




「やるべきことをやる時が来た」

ダイアナは言います


「アーリにまた会う機会があったら、

守れなくてごめんねって伝えといて。それじゃあ。」



そう言い残すと、プリートさんたちと共に去っていったのでした。