◆様々なグワシ
「お母さん、グワシてできる?」
子どもがにやにやと笑いながらそう尋ねてきました。
「できるで~。ほれ!」
自信満々で子どもの目の前に人差し指と薬指を曲げた手を突き出しました。
子どものにやにや笑いが鬼の首を取ったようにウハウハ笑いへと変わりました。
「それ違うで~! ほんまもんは、こうなんやで~!」
そう言って差し出された子どもの手は、中指と小指が曲げられていました。
えええええ???
そうだっけ???
ちなみにグワシとは漫画『まことちゃん』の主人公まことちゃんが指を曲げるお決まりのポーズです。
説明が難しいなぁ。
夫に同じ質問をしても、職場のボスに同じ質問をしても、やっぱり自分と同様に人差し指と薬指を曲げた状態でグワシ!としてました。
これはいったいどっちが正しいのか。
困ったときのウィキペディア。
さっそく調べてみました。
そうしたらなんと、グワシはひとつじゃなかったのです。
それもまた えええええ???な事実でした。
ウィキから抜粋させていただきます。
【初代グワシ(二級グワシ)】
初代グワシは、拳を握り掌を相手に向けた状態で中指のみを立てるというものだったが、アメリカ合衆国などでは"Fuck You" を意味するファッ○サインであるとの指摘を受け、二代目グワシへ変更した。作者は読者の投稿で指摘されるまで、この事実を知らなかった。
【二代目グワシ(免許皆伝グワシ)】
二代目グワシは、初代グワシが上記理由により変更を余儀なくされた際に石川県在住の読者から寄せられたはがきの提案を元に作中に登場するようになった中指と小指を曲げるサイン。今日グワシといえば、一般的に二代目グワシを指す。上記グワシハンドも二代目グワシである。二代目グワシは、当時の日本中で爆発的に流行し、福島県在住の読者から寄せられた「グワシ免許書」の提案を元に七階級の級と段が設けられ、以下に挙げる様々な派生グワシが誕生した。
【四級グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。拳を握った状態で、じゃんけんのグーと同じ。
【三級グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。四級グワシの状態から親指と小指を立て、相手に向ける。
【二級グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。上記初代グワシである。
【一級グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。掌を相手に向けた状態で人差し指と薬指を曲げる。形状を戦闘機に見立て、グワシ戦闘機とも呼ばれる。
【初段グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。拳を握った状態から薬指のみを立てる。一番難しいとされる。
【二段グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。拳を握った状態から親指と薬指を立てる。
【免許皆伝グワシ】
グワシ免許書の階級のひとつ。上記二代目グワシである。
確かにマズイな…。
一級グワシ
これが正統派グワシだと思ってました。
いちばん難しいとされるそうですが小指“だけ”曲げられる指を持ってると簡単です。
これがホントのグワシ。
小指“だけ”曲げられる指をお持ちならこれも難なくできます。
自分や夫がグワシとして記憶していたのは一級グワシだったのでした。
中指と小指を曲げてしまうと普通は薬指も一緒に曲がろうとしてきれいに開きませんから、自分が記憶していたグワシが広まったのかな~なんて思う初秋の夜でした。



