◆ひとりぼっちなんかじゃない
市原隼人さんのブログ記事に「孤独だ」という内容が。
自分が孤独であることを思い知ったのはいくつくらいだったでしょう。
小学四年生だったか、初めて一人きりで使える自室を与えられ、
二段ベッドのひとつを運び込みました。
自分だけの自分のためのお城ができたみたいで大喜びだったのに、
いつしか毎夜毎夜いろんなことに涙していました。
誰にも理解されない、誰も未来を救ってくれない、誰も正しいことを
しようとしない。
世界は憎悪に満ちている。
わずか10才そこそこで将来に何の希望もありませんでした。
ただひとり、荒れ地に立ちつくしている気分でした。
人が孤独なのは仕方のないことです。
ひとりで生まれひとりで死んでいくのですから。
生まれるのも死ぬのも、自分だけの体験ですから。
けれどもその誕生には、母の苦しみがあり助産師さんの介助があり、
父の応援があり、そしてみんなの喜びがあります。
そしてその死には、みんなの深い悲しみがあります。
みんなとは、誰でしょう。
家族、友人、職場の仲間たち、たくさんのみんなの想いが集まります。
その空間の中にいる自分は、決して孤独ではありません。
生きるということは孤独でも、生きていく道程に孤独はありません。
いつも誰かしらそこにいて、時に励まし時に叱咤し時に慰め、心の
距離を近づけてくれます。
手を伸ばせばちゃんとその手を繋いでくれる温かな手がたくさん
あります。
孤独を知るのは怖いですが、孤独であることは怖くありません。
自分は自分だけ。
世界にひとりだけ。
オンリー・ワンです。