子どもたちは試験勉強に明けくれ、つれあいは教材研究となぜか?漢字検定の勉強にいそしみ、私はTVで野球観戦と、DVD鑑賞・・。そんな今日の夕方です。



 まだ五月ですが、こののんびりした一日の終わりに、またふと思い出した詩、「六月」。

 


 六月   茨木のり子



どこかに美しい村はないか

一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒

鍬を立てかけ 籠を置き

男も女も大きなジョッキをかたむける



どこかに美しい街はないか

食べられる実をつけた街路樹が

どこまでも続き すみれいろした夕暮は

若者のやさしいさざめきで満ち満ちる



どこかに美しい人と人との力はないか

同じ時代をともに生きる

したしさとおかしさとそうして怒りが

鋭い力となって たちあらわれる




 「美しい国へ」というどこかの国の首相が書いた本があるというが、お金を出してまでは読む気はしない。

彼が「六月」の詩のような村や街を描いているのなら別ですが・・。



 さて、一日の「休み」の終わりの麦酒を飲もう。[:ビール:]