連日新聞やテレビを賑わせているコムスン、年金・・。

どちらも高齢者、高齢化社会となっている現在の日本にとって生活どころか生死に関わるとてつもなく重大な問題だ。



 先日、週間もかけてやっと「THE CORPORATION 」という映画を見終わった。

長いからではなく、字幕のみで見なくちゃいけないドキュメンタリーなので、疲れた頭では、一気に見るというわけにはいかなかった。

だから内容のかなりの部分は忘れていたり、、とぎれとぎれの記憶しか残ってないが、「会社」というものを見る一つの視点を教えてもらったと思う。



この「THE CORPORATION 」のなかに「民営化の祭典」と日本語訳された映像があった。

多くは忘れているが、会社は、ありとあらゆるもの、水さえも、環境さえも自分たちのものにしようとしている。基本的に利益が上がるものなら何にでも手を出す。だから極端な話、それがどんな国家や組織相手でもそうしている(た)ことが映画の中では歴史的に明らかにされる。



 さてここからが本題。

「介護」という「事業」

Goodwillの折口会長に記者たちが質問していた。あまりにも直接的な言葉で・・。



「『介護』というのは、ぼろい商売だと思いましたか?」



まあ返答は想像がつくだろうから書かないが、介護保険料や税金という公に徴収されたお金が、「民間会社」にまわされる。どのように運用されていくのか、厳しいチェックがなされないと、会社の性質上、利益を上げることが最優先された経営となるのではないかという予測は、必ずしも全ては間違ってはいないだろう。

これはおそらくコムスンに限ったことではない。また、「介護」事業に関わってのものに限定もされない。



 あまりにも大きなテーマを書いていることに気がつき、ここいらでひと休憩。f(´-`;) つづきはいつか?気が向いたときに書こう。(”⌒∇⌒”)





で、GoodwillのHPをのぞいてみた。

折口 代表取締役会長(私よりもほんの少し若いようだ)は、 防衛大学校理工学専攻 卒業後、日本ユニバック(株)(現日本ユニシス(株))入社、日商岩井(株)入社 、3年10月 (株)ジュリアナプロモーション設立 代表取締役、7年02月 (株)グッドウィル(現グッドウィル・グループ(株))取締役会長 とある。



たいした経歴である。防衛大から実業家、会社経営か。(介護とは縁遠そうなのだが・・)

また、経歴の最後に

 平成17年07月 政府より紺綬褒章(日本赤十字社に対する貢献)を受賞  とある。



紺綬褒章

分からないので調べてみた。

「公益の為私財を寄付し功績顕著なる者」に授与される。現在は公的機関や公益法人などへの500万円以上の寄付者が主な対象となる。そうだ。



公益の為私財を寄付」、良いことには間違いはないようであるが、

経常利益/67億4百万円(2006年6月期実績)の会社取締役さんが、500万円ではあまりにも少ない寄付額で褒賞がもらえるものだね。(実際はとてつもなく大きい金額なのかも知れませんがね。)



何が言いたいか?

この寄付とかの社会的貢献や活動を大手の企業はかなりしているのかと思う。

やらないよりもやる方がよいに違いない。どんどんと行ってほしい。年間何千万も何億も個人で持っていても仕方あるまい。(ここらあたりが年金問題で老後の生活費何円でも当たり前にもらいたいと願う庶民とかけ離れてはいる。)



現在、会社はイメージ戦略の時代などといわれることがある。

作られる製品、売られる商品に目新しいものは多くはない。マイナーチェンジを繰り返し、営業努力で数年もしたら買い換えている自動車など良い例である。中身の素晴らしさではなく、「ブランド」戦略への力点変更、それに振り回される私たち。特に私(^^;;;;

社会的貢献や社会責任という言葉を企業が使うとき、決して商売や経営抜きではないのではないか?そんな勘ぐりまでしたくなる昨今の世相である。



Goodwillグループ十訓をみると、その一番最後にこう書いてある。

「一.正しくないことをするな。常に正しい方を選べ」



問題は「正しい」ことの価値基準である。と思うのだ。

(か)