浪費家の若いご夫婦が1億円目指して貯蓄を始めたというblogに触れて

                        〜偉い!ガンバレ! 実は、それ位は必要よ・・・というお話〜

 私は、自身のHPの問い合わせ0更新中の中、『何か対策はないか?』と思い、blogを書いたり、いいね!して下さった方のblogを読んだりしています。

 先日も私のblogにいいね!をして下さった方のblogをちょっと覗かせて頂きました。浪費家の若いご夫婦が、『転身し1億円を目指して貯蓄を始めた。』と書いてありました。偉い!と思い記事を読んだのですが、どうして転身したか、どんな風に節約しているかはあまり詳しく書いてありませんでした。でも、偉い!ガンバレ!と応援したいです。そして、職を辞し、年金生活になった私としては、『それ位の貯蓄は2人にとってゆとりある老後の為に絶対必要です!』と申し上げたいです。

 私は、小学校4年生の時に初めて銀行に預金口座を作り、以来細々と貯蓄生活を貫いております。25〜30歳まで働き、再度学校に行って36歳〜64歳まで働きましたが、日銭の入る生活は、パートであっても、定職であっても出来るだけ長く必要だと思いました。それが一番蓄えを減らさない方法だからです。ご夫婦の場合は、最低どちらか一方が働いている状態でも共働きでもOKと思います。

 年金暮らしになって、そこからは自身で働いて定期的にお金を作り出すことは出来ないので、蓄えたものが少しずつ減っていく事になります。職を辞した時に女性の寿命までは生きるとして、毎月どれ位、年間でどれ位、10年でどれ位・・・と考えて、十分やって行けると確信?し、職を辞しました。その時、コツコツ貯めてきて良かったと思いました。

 一人暮らしの私のアドバイスは、あまり参考にならないかも知れませんが、私の小分け財布の貯蓄法をご紹介したいと思います。働き始めた時に『持っている貯蓄は絶対手を出さない!』と心に決めました。次に、頂く給料を自分にとって必要な物にどれ位を当てるか決めてしまいます。勿論、必須項目に貯蓄を入れてしまいます。無理の無いよう、続けられる額の設定も必要です。決めたら給料を頂いた日に貯蓄してしまいます。それから、食費・交際費・衣料装飾品・衛生等の生活必要物品、ひとり暮らしの方には家賃・光熱費も大きな比重を占めます。それを頭の中の個別財布にしまってしまうのです。若しくは、ノートの上端に各項目の上限を書き入れ、使ったら差し引きし、残った分がどれ位かをいつでも判るようにしておきます。どこかの項目が使わないからといって、決して不足している項目には移さない事です。『今月は交際費が足らない。また誘われてしまった。』時は、丁寧にお断りするのです。それ位で誘ってくれなくなったり、付き合ってくれなくなるお友達は、一生のお友達には決してなりませんから・・・移してしまうクセが付くと貯蓄は中々+α出来ません。ある項目で底を着きそうになったらその項目は節約し、欲しくとも来月廻しです。このクセが付いてくると、底に着かない内に節約し出します。来月廻しになった物は、本当に必要かを熟考する時間も経過して、本当に必要なら優先して忘れずに購入出来ます。その月に残った額は、次の月の貯金に上乗せし、各項目の上限枠を変えずにやって行くのです。すると不思議!使い方に気を付けている内に各項目に少しずつ余りが出るようになって、自然と預金額が増えて行きます。『次の給料を頂くまでなんとか持たせよう。』と段々思うようになって行くものです。そんな風にコツコツ預金額を増やし、年金暮らしの一人暮らしでも先行きに不安無く?やって行けそうです。

 働き始めてから預金0なんていう若者がいらっしゃいましたら、ちょっと試してみて下さい。余計なお節介ですが、大きな目標を持って貯蓄を始めた若いご夫婦や預金0の若者達に少しでもお役に立てたら・・・とケチケチのこうるさバーバの貯蓄術でした。