さてさて、「顎下腺腫瘍」という診断が下され、手術をすることが決定しました。

ここからは、「診断から入院まで」というテーマカテゴリでお届けします。

 

 

その場で、「手術してください!」と私が言ったので、先生が言いました。

 

「わかりました。問題無いようであれば、いま日程まで決めちゃいますか?いつが良いですか?」

 

私はここまでにネットでいろいろ勉強してきてまして、入院は月またがりじゃない方が良い(お得)ということを学んでいました。

 

「あの、月またがりじゃない日程が良いです」

 

「あー、はいはい。高額療養費の関係ですか?じゃあ、12月に術前検査から手術まで、全部終わる感じで詰め込もうか。そうすれば、検査費用も全部入っての計算になるから」

 

先生はパソコンの予定表を見ながら、日程を探します。

 

「あー、12月はいっぱいだな。12月って冬休みがあるから、学生さんとかも多いんだよね。

1月にしようか。前半で術前検査して、20日くらいに入院して、1週間くらいの入院」

 

 

ここで私としては、とっても困ってしまいました。

 

教授先生のお忙しい日程で手術をしていただく立場で、こんなことを言うのは本当にアレなんですけど、1月20日と28日に、大好きなバンドのライブの予定が入っていたんです。そのバンドは、この後はしばらくライブはやらないと公言していて、今回のツアーは是非行きたいんです。

 

「あのー、先生。こんなこと言うのは本当に恥ずかしいんですけど、20日と28日にライブの予定が…」

 

「あ、そう?じゃあ、2月にする?」

 

2月かぁ…。今が11月だから、随分先になっちゃうなぁと思って言いました。

 

「あの、12月に術前検査をやって、1月上旬で手術ってのは日程的にはアリですか?」

 

「大丈夫ですよ。1月8日(祝)に入院して9日(火)に手術にする?それなら、20日のライブに間に合うよ」

 

ホント?お金も大事だけど、ライブもすっごく大事です♪

 

「はい!それでお願いします!」

 

50代のいい大人が、ちょっと恥ずかしかったんですけど、でもでも、手術後の楽しみがあるってことは良いことだよね?

こんな感じで、推しのライブ日程を基準に、手術日を決めたのでした!

 

この日は診察の後、総合センターで入院の予約手続きをして、入院に関するパンフレットや書類などを受け取って帰りました。