【君は光】
与えられるばかりが幸せと思ってた。
誰が幸せにしてくれるのかばかりを気にしてた。
貰うことばかり考えて、自分の笑顔ばかりを優先してた。
「君はホントは、太陽みたいな子なんだよ」
いつだったか、そんなふうに言われたことがある。
自分を“陰”な人間だと思ってた私は、「そんなわけ無い」って思った。
でも後に、その人は私を今までで一番たくさん笑顔にした人になった。
自分はこんなに笑うんだって思ったし、それを見て、いつしか大切な人になったその人も、いつも私の隣で笑ってた。
その人が笑う瞬間が大好きだった。
誰かを笑顔にするって、ホントはとっても幸せなことなのかもしれないね。
誰かの光になれるって、実はもの凄く喜びに満ちたことなんだ。
「愛されないことよりも、愛せないことに絶望しろ」
私が愛する人から学んだことだ。
与えることを知らない方が不幸なのだと気付いた私は、愛を知らない自分が怖くなった。
だから知りたいと思った。
愛する誰かの光でありたい。
「君は光。
最初で最後の最愛の人。」
愛を知り、与うるを知り、そんな存在であるように。
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