とある夏も終わりが近づいた日


私は一人住む小さな部屋でボソボソと食事をしていた


部屋はガランとしていて


小さなアンティークのちゃぶ台が一つ


そこに器をいくつか並べて黙々と食べる


テレビを買うかどうするか?


観ないのに必要なのか?


ソファはやはり必要かもしれない


小さな部屋であるが何も無くて広すぎた





そんな事を考えながら必死に気を逸らせていても


飲み込む度にどうにも止らない涙が頬を流れて顎から落ちる


それが数年前


この部屋に居た私であった