涙ご飯 -1-とある夏も終わりが近づいた日 私は一人住む小さな部屋でボソボソと食事 をしていた 部屋はガランとしていて 小さなアンティークのちゃぶ台が一つ そこに器をいくつか並べて黙々と食べる テレビを買うかどうするか? 観ないのに必要なのか? ソファはやはり必要かもしれない 小さな部屋であるが何も無くて広すぎた そんな事を考えながら必死に気を逸らせていても 飲み込む度にどうにも止らない涙が頬を流れて顎から落ちる それが数年前 この部屋に居た私であった