カッツと会う様になって間もなくであった
なので11話目に出てくるのは少し遅く
話は前後している
その時ユウタはまだ高校生だったと思う
でも後から聞いた話で
ユウタに会ったのはバーだったから
本当の記憶はハッキリしていない
「千夜さんーこっち向いてよ~ 顔見せて♪」
無邪気にはしゃぐユウタにそう言われ
ユウタを見れなくなる私
それが楽しいらしく彼は一段とハシャグ
そんなかわいらしい彼は20代前半の私から見ても
更に若く眩しかった
大きな目はキラキラしてて時に見つめる
若いながらも自分の眼差しはポイントとなって
異性を魅了できると理解っている
そんなマセたクソガキだった
「ユウタ!あんまり飲んでないで帰りなさいよ!」
バーのママは一括入れる
ママはバーのママであり
そしてユウタのママ・・・母親であった
カッツの一家はユウタ家族ととても仲が良く
お互いの家族ぐるみでの仲良し
そこに私が加わり
カッツと私はよくそこで会っていた
この後この2家族と私の長いドラマが
ここで展開することになるとは
ユウタにからかわれてる時点では想像もできなかった
「俺だけなんて帰れないさ!みんなで一緒に帰らないとー♪」
この上なく楽しいといった表情で上機嫌のユウタ
5つ年下の彼はイキイキしていてとても可愛かった
実際私は可愛がった
それはカッツが嫉妬する程であったが
無邪気にジャレあう二人を誰も止められなかった
そのジャレ合いには微塵も『男と女』の意味合いが感じられなくて
子供の様だったから
・・・つづく
