私がまだどんな医者より若かった頃の話
急性期の患者さんを24時間救急体制で受け付けていた病院には
沢山の若い医者が勉強をしにやってくる
半年から~2年くらい
彼らは人間扱いされない
上の医者からの「使えない」「頭悪い」と罵声を浴び
次々やってくる患者さんを「勉強」という名目で診る
プライベートな時間は無い
それは強制ではないが暗黙の圧力があった
女医でもシャワーも浴びれない様な生活を送る・・・
産婦人科医は今現代非常に不足しているのをご存知かと思うが
お産は夜中でもあるので睡眠時間を削られることが多く
流産などで運ばれる患者も多い
卵管破裂等緊急OPEも多く
生命の誕生に関した事で訴訟も多い
しかも婦人科は抗がん剤の治療成績が良いので
日中の診療も多忙である
意外とシビアな現場である
そんな中で出会った2人のゴミの様な(新卒の)医者
1人は陽気で仕事の飲み込みも早く看護師に好かれていた
でも・・・背が小さく小泣き爺の様な顔立ち
彼はよく一緒に食事をとか宴会の後一緒に別の店へ行こうとか
誘ってはくれたが・・・怖い先輩と付き合っていた
付き合っていたけど先生はそれを認めたくない様子だった
彼ともう一人他の同僚を交えて遊園地に遊びに出かけたり
プールに泳ぎに出かけたりしていたが
後から先輩が好きだと知りドロップアウト
だって取り合う程・・・以下省略
その先生は転勤を機にあっさり彼女を捨て
美人の奥さんをもらってました
もう一人はオタクを描いたような医者
常にジットリと汗をかき時にポタポタと垂れ落ちている
メガネは汗で汚れ顔に埋まり
そのメガネに長い前髪がかかってて
髪はフケだらけ
不器用で細かな作業に苛立ち看護師にあたる
色々報告しても的を得た的確な指示が返ってこない
納得行かない行動に従えず
よく看護師達と言い争いをしていた
そんな彼に「僕達付き合わない?」と告白されたが
即刻丁重にお断り
その半年後他の美人看護師を妊娠させ結婚した
彼はとても幸せそうで
彼の転勤が決まり送別会の席で近くに座った時
「君と付き合ってたら今頃違うドラマがあったかも」と囁かれた
私はニッコリ微笑い彼にエールを贈る
そう囁かれて後悔はもちろんできないし鳥肌さえ立っていたが
それは彼のドラマだったので
医者なら誰でもいいのか?と口々に噂されたこの結婚
後に医者はブランドである事と
女には男の職業だけで結婚できる品種も存在する事を思い知らされる
・・・つづく
※現代では新人のお医者様の待遇も教育体制もかなり改善され
ここに書いた当時とは変わっていますのでご了承ください
※プライバシー等の問題で細かい事実を多少のニュアンス変えて書いています
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