Photo 「色のある世界 色のない世界」 by dokonidemo
強気な彼女はいつになく声を震わせ
下をうつむき
肩を落として私にアヤマル
彼女は寂しいからと
私のアドレス帳から彼の名前を見つけ出し
彼に電話したのだそうだ
彼はすんなり受け入れた
だって
私は好みじゃなくて
彼女は好みダッタカラ
彼は許さないけど
リョウコは許すよ
・・・・・だけど2度と会わないで!」
私は鋭く言い放った
彼のことはどうでもよくなった
彼女の裏切りの方が悲しかった
『アンタ・・・彼を他の女に獲られたって言って・・・
女の部屋まで行って玄関前で大声で喚き散らしたり殴ったり
・・・自分が略奪はいいんだ』
心のなかで何度も繰り返される恨み言・・・
だけど敢えて許したんだ
その確証を掴んだのは
物質的受け渡しの為に電話した時の
愚かな彼の証言だった
「リョウコがが来てるから・・・」
「ばかっ・・・」
電話の向こうで慌てる彼女の声
彼女は私に言われたことを彼に内緒で会っていた
「とりあえず何もいらないから捨てて・・・じゃあね」
穏やかな私の声・・・・・
彼女は何故私が穏やかであったのかよく理解していただろう
そして振り向かせるために私の肩に触れた
「触んないで!
そして二度と話しかけないで
アンタと話すことも聞ける言い訳も無いから
二度と許すことも無い!」
言い放った通り未だ話していない
世界中でたった一人だけの
許せない人間
・・・つづく
(作品の一部のサムネイルをお借りしています。原作をご覧になりたい方はジャンプ願います。ステキですよ!)
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