真っ白な空間の中に山積みにされたやはり白い欠片がある
その欠片は膨大な量で数など想像もつかない
その欠片は大して意味のあるような物にはみえず無機質
そして その欠片の山は崩れている
崩れた欠片の山の横に白い髭の老人が居る
全く無表情で無機質に その老人は言う
「おまえが崩したのだから 積み直すんだ」
私は 何故なのか
とても取り返しがつかないことをしたと嘆く
ごめんなさい ごめんなさい と言いながらひたすら積み直す
更に老人は言う
「おまえなんかが 死ぬまで積んでいたって
決して積み終えないけれど 死ぬまで積み続けろ」
夢はいつもここで途切れ 目が覚めて
怖くて 怖くて 泣いていた
7~8才の子供が見ては うなされていた夢
今思うとなんて Mental Noise な夢なのだろう
子供が受けるであろう 無償の愛
小さな頃から 私には無いということを
頭では理解できなかったけど どこかで感じていた
ただ かわいいから 撫でてくれる
ただ かわいいから だっこしてくれる
ただ・・・
ただ 愛して欲しかったけど
私は 頑張らなければ それはもらえない
写生会で描いた絵が入選して海外に出展されたよ
自分でご飯作って食べれるし 洗濯もできるよ
家庭訪問で先生が褒めてくれたよ・・・・・
うんと頑張ればえらいって褒めてくれるし
先生の前では撫でてくれる
だから頑張る
邪魔にならないようにするから オコラナイデネ
必死に受ける笑顔と愛は 無償ではないということに
気づけるはずもなく
ただ ただ 振り向いてくれるのを待った日々
色々重なってちょっと凹んでる時に ふと 思い出したのでした
