まず今回はこの本。というのではなく

ケータイ小説全般で。


ちなみに今まで私がよんだことあるケータイ小説は今のところ全部で4冊で

この感想はあくまでも個人の感想であり

さらに4冊しか読んでませんので

すべての本が当てはまるものではないことは十分承知の上でございます。

ただ今後あんまり読みまくる気もありませんのでこの4冊が

私のケータイ小説のすべてですわ。



なんていうか

ケータイ小説ってみんな

なんだかうすっぺらく感じました…( ̄Д ̄;;


題材はやたらと重いんですが

やはり素人が書いてますので

基本会話のみで話が進み

背景の描写が乏しく感情移入させるほどの厚みがありません。

文章自体も読みづらいです。


プロット(話しのあらすじをおおまかに順序だてて書いたようなもの?でいいのかな…)

としてはありだと思いますがこれを小説とはとても言えません。


ケータイ小説としてネット上に個人的にアップするのならば

楽しく読めてよいと思いますが

これを小説です。と本というカタチにして

市場に出すのはどうでしょうか…?(-"-;A

小説家として食べてる人にはちょっと失礼な気もします。




それから内容についてですが

なんかみんなやたらと

いじめ、薬、援助交際、病気

が大好きですね…ヽ(;´Д`)ノ



オビとかキャッチコピーなんかで

《女子高生のリアル》

とか書かれるとかなり疑問なんですが。


最近の女子高生はみんなそんなに

いじめにあって援助交際して薬漬けになって病気になって死んだり、

もしくは彼氏が病気で死んだり、

はたまた刺されたり、事故ったりで死んだり

なんてしてるんですか?

たしかにリアルな人もいるでしょうが

これをキャッチコピーで

《女子高生のリアル》などと書くくらいなら

霊感が強くて心霊体験しまくってる女子高生とか

トップアイドル目指してがんばってる女子高生アイドルとか

毎日漫画を描いて漫画家目指してる女子高生とか

プロを目指して部活に命かけてる女子高生とか

そんな話だって《女子高生のリアル》でいいはず。



私かなり涙腺弱いんですが

さら~っと読んでしまってまったくなけなかったんですが。