🎶Marie piano(マリーピアノ)🎶


いわつき まり です。

⭐️務川慧悟さんコンサート

務川さんのコンサートに行ってきました。

今を時めく若きピアニストの中のお一人です。

愛知県東海市のご出身で高校も名古屋市内だったとの事。勝手ながら身近に感じてしまいます。

早くからチケット予約をし楽しみにしていました。

会場は豊田市のコンサートホールで開催されました。



若き先鋭迫力のある音色から、柔らかではかなげな音色も様々な色を感じました。


最後は盛大な拍手が鳴り止まず、何度も舞台に出てきて下さっていました。


以下は読売新聞より、

コンサート前インタビューの記事です。

プログラムに込めた想いが伝わってきます

そして、納得の演奏だったなと感動しました。


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いま最も注目される若手ピアニストの一人、パリ在住の務川慧悟むかわけいご (31)が、全国5か所で初のリサイタルツアーを行う。22日の東京・赤坂のサントリーホールでの公演を前に、仏留学で学んだことやプログラムに込めた思いを聞いた。(松本良一)

 洗練された技巧と沈潜した感情表現に支えられた演奏は、音楽に明快な方向性を与え、聴き手に強い印象を残す。2021年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで3位入賞した後、欧州と日本で活躍の場を広げ、満を持してソロ・リサイタルに臨む。

 東京芸術大を経て14年にパリ国立高等音楽院に留学した。それまで「指で弾く」ことに専心し、音楽の解釈に自信もあったが、現地では「耳で弾け」という新しい教えを得た。「自分の音を注意深く聴くことで、演奏が根本から変わった」

 5年間の勉強後、「一生かけて探究する価値がある」音作りを磨くため、さらに5年間、主に19世紀のピリオド楽器の演奏法を修めた。

 「楽譜を読み込み、記されていることを基に音楽を具体的に組み立てると同時に、作品が内包する感情に目を向け、それを反映させる形で音楽を理念的に作り上げるやり方を学んだ」

 今回のプログラム前半は、バッハのパルティータ第1番とベートーベンのピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」。「ようやく名曲を自信をもって取り上げることができるようになった」と話す。「パルティータでは舞曲が持つ自然なリズムをいかに心地よく表現するか。『テンペスト』では当時のピアノに斬新な響きを求めた作曲家の意図を追究したい」

 後半はショパンの「幻想ポロネーズ」、フォーレのノクターン2曲、プロコフィエフのピアノ・ソナタ第2番という取り合わせ。作曲家晩年の作品で苦悩と諦念に満ちた「幻想ポロネーズ」から、20代のプロコフィエフが書いた生命力に満ちあふれるソナタへの移り変わりが聴きどころだ。

 「フォーレの晩年のノクターンは、人生の試練から逃げることなく向き合った作曲家の姿を映し出す。『苦い薬』をしっかり味わうようなつもりで弾きたい」。音楽の内に秘められたさまざまな感情は聴き手にどう伝わるだろうか。

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アンコールに演奏して下さったのは、

・ラフマニノフ作曲 楽興の時 Op.16-3

・ショパン作曲 ノクターン第20番「遺作」


素敵で素晴らしい演奏でした。



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