よべの月 十六日 | かのんくら=縁側=

かのんくら=縁側=

俳句を詠みます。
俳句の種まきもしています。
この頃は介護日記めいています。

◎過去の日記
『http://www.you-blog.jp/blog/kanon15/』

 

二日分出しました、十五日も良かったらご覧ください。


9月18日(旧暦:八月十六日)

仕事を終えて「さあ、帰ろう」と外に出れば
美しい雲と青すぎる空。
これは秋の空、雲の形は夏っぽくもあるし、
とんでもなく暑いのだけれど

我が眼が覚えている秋がそこにあった。

 龍淵に潜む白雲脱ぎ捨てて 佳音


 

そういえば例年咲く花々が

少し遅れ気味な感じはあったが咲いている。
『春夏秋冬』の夏と秋の間に『猛暑』を入れるような
話を読んだが秋は秋、ただ暑いだけのこと。


日が西に落ちようとする頃、息をのむような茜の景を見た。
車を停めるところを考えている間に太陽はずんずんと西へ。
ああ、写真はちょっと(ずいぶん)残念な出来。

 

 

夕日の写真が残念過ぎるので代打

 


 十六夜やゆつくりまばたく猫の前  佳音

またあした。