二日分出しました、十五日も良かったらご覧ください。
9月18日(旧暦:八月十六日)
仕事を終えて「さあ、帰ろう」と外に出れば
美しい雲と青すぎる空。
これは秋の空、雲の形は夏っぽくもあるし、
とんでもなく暑いのだけれど
我が眼が覚えている秋がそこにあった。
龍淵に潜む白雲脱ぎ捨てて 佳音
そういえば例年咲く花々が
少し遅れ気味な感じはあったが咲いている。
『春夏秋冬』の夏と秋の間に『猛暑』を入れるような
話を読んだが秋は秋、ただ暑いだけのこと。
日が西に落ちようとする頃、息をのむような茜の景を見た。
車を停めるところを考えている間に太陽はずんずんと西へ。
ああ、写真はちょっと(ずいぶん)残念な出来。
夕日の写真が残念過ぎるので代打
十六夜やゆつくりまばたく猫の前 佳音
またあした。