絵本『だいふくねこ』 | かのんくら=縁側=

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俳句を詠みます。
俳句の種まきもしています。
この頃は介護日記めいています。

◎過去の日記
『http://www.you-blog.jp/blog/kanon15/』

絵本作家のいのぐちまおさんは
わたしが書店員だったころに知り合い、
書店のイベントをお手伝いしていただいたり、
わたしの『五七五であそぼ』への参加、作句や
絵本作家デビューしてからは伊賀の芭蕉さん系の
イベントでもご一緒したという大切な若い友人だ。

 

二週間ほど前に、伊賀の岡森書店イベントがあった。
紙皿でカメさんを作ろうという亀が大好きな彼女らしい
ワークショップで、近作の絵本『だいふくねこ』の
読み聞かせ会も兼ねていた。

 




5才作『すぱいだーまんかめさん』
 

ちょうど5歳の孫が来ていたので彼の制作につきあいつつ、
面白そうだとうずうずしていたのを知ってか知らずか、
同じ伊賀市のいけだ書店で実施の今日のイベントでは
「どうぞ♪」と材料をワンセット手渡してもらった。
小さな人たちのすてきなカメさんたちの脇で
わたしが作ったものは、

 


 

背中に時計を背負った女(雌?)泥棒のカメで、
三時になるとどこからともなく現れて
おやつをささっといただいてしまうというワルイヤツ。
みなさま、美味しいものがあると彼女がやってきますよ、
ご注意ご注意。



  

 

  

 

 

ところで、わたしは『だいふくねこ』が出る半年ほど前に
クローズの句会でたまたま豆大福と猫の句を詠んでいた。
ねえ、まおさん、なんという偶然、楽しいなぁ。


 豆大福二個分ほどの仔猫かな 佳音 2023年3月




参考:
『だいふくねこ』いのぐちまお 作
 

          『らくごえほん ばしょうさんとかっぱ』     

                 文/桂 文我  絵/いのぐちまお



いつもの魚もおります