10月14日(旧暦:八月晦日)
暁光の影ひく駅舎月晦日 佳音
神戸に8時半集合。(我が家は三重県)
いっそ前日にどこかに泊まるという選択も考えたが、
前日はあれもんのこれもんでどうしようもなかったので、早起き。
東の空が明るくなって・・・ではなく赤い。
「♪~あさのそらあかい、ひつじかいはしんぱい~」
CD『オフ・オフ・マザー・グース』の曲の一節を口ずさみつつ荷物に折り畳み傘を入れた。
孫の保育園も運動会の観覧者の人数を増やしてくれたので、孫にとっての父・母(我が娘)・祖母二人が参加することになった。
かくしてばばーば(わたし)は8時20分到着。向こうからばーば(娘のパートナーの母)が手を振ってやってきた。
約束時刻に少し遅れた娘一家と座った観覧席(抽選で公平に決まる)で、上から二つ目の年齢(5歳)になった孫のあれこれに感動したり、小さい人たちを見て「あんなに小さいのよぉぉぉぉ」と祖母二人泣いたり笑ったり。
逆立ちのまま横に動くという、ああ、びっくり。
全てのプログラムが終わって、孫は「じーじは?」と問い、席数の都合で午後に合流の釣り人に体操服と参加賞を見せてくれた。(見せた後着替えていた)
全員で半分だけ養生シートの外れた神戸ポートタワーを見ながら昼食を食べ、遅くなった誕生日のお祝いを買い、それを開封したい小さな人の自宅に行き、ひとりだけころっとお昼寝をしたというわたしの八月晦日だった。
お水で乾杯
着替えてもメダルは離しませんでした。
午後、マザーグースの云う通り、雨になった。
今までで一番雨の多い『よべの月』、いっそ一年中の雨のことを詠むのもおもしろいだろうかなどとちらっと考えたが、その考えはすぐに消しゴムで消すことにする、ひとまずは(笑)。
運動会ファーストシューズの足運び 佳音
雨の名をひもとく八月晦日かな 佳音
また来月。
// 補足 ///////////////
『オフ・オフ・マザー・グース』
マザーグースを和田誠氏が訳して櫻井順氏が曲を付け、様々なアーティストが歌ったアルバム。
ここで出した「あさのそら~・・・・」は下記が原詩。
Red sky at night,
Shepherd's delight;
Red sky in the morning,
Shepherd's warning.
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