よべの月 二十九日 | かのんくら=縁側=

かのんくら=縁側=

俳句を詠みます。
俳句の種まきもしています。
この頃は介護日記めいています。

◎過去の日記
『http://www.you-blog.jp/blog/kanon15/』

 

9月24日旧暦:八月二十九日)

  朝月や蜷局をほどく雲の渦  佳音

今度の台風は力も前のものほどではなかった。
そして思ったより足が速く、朝には天気図の
上の方に去っていた。
雨雲も過ぎた後で、今度は南の海からの風が
やってくるかと身構えたが、思ったほどではなく、
日曜日に出かける服装に悩んでいる。

出かける前にあれを済ませこれも済ませと
メモに記入した中に、先日の『こごみのひろば』の
みんなの俳句を清書するという項目もあり、
コルクボード付きのフレームに入るように
和紙を切り筆で書く。
句を見るとその時の作者の顔や話した内容が
ぽっこり浮かんできて顔が自然と笑ってしまう。
本当に俳句は人生のインデックスだなぁ


  をちこちに鹿啼く夜半の切通  佳音

 

 




 

 

 

またあした。