よべの月 二十一日 | かのんくら=縁側=

かのんくら=縁側=

俳句を詠みます。
俳句の種まきもしています。
この頃は介護日記めいています。

◎過去の日記
『http://www.you-blog.jp/blog/kanon15/』

9月16日(旧暦:八月二十一日)


新暦でいうとずいぶん早く終わった稲刈り
そのお米が店に並び始めた。
パレットに30キロの袋をひとつひとつ
積むのを眺める。




 

 

 今年米農夫の腰の力帯  佳音

 



 

 

米を見ていたら、冬瓜をどうぞと声がかかったが、
これが超特大サイズ。丁重にお断りしたら、

四分の一に切って手渡された。
胡瓜はわたしの天敵(匂いも味もダメ)で、
瓜全般好んではいただかないが、火が入れば食べる。
冬瓜も火を入れてやわらかく炊かれたものは好き。
さっそく皮をむき小さく切って半分はそのまま冷凍、
残りを下茹でして調理した。
月白色の箸休めになった。

 宵闇や大き瓜割る菜包丁  佳音

またあした。