9月16日(旧暦:八月二十一日)
新暦でいうとずいぶん早く終わった稲刈り
そのお米が店に並び始めた。
パレットに30キロの袋をひとつひとつ
積むのを眺める。
今年米農夫の腰の力帯 佳音
米を見ていたら、冬瓜をどうぞと声がかかったが、
これが超特大サイズ。丁重にお断りしたら、
四分の一に切って手渡された。
胡瓜はわたしの天敵(匂いも味もダメ)で、
瓜全般好んではいただかないが、火が入れば食べる。
冬瓜も火を入れてやわらかく炊かれたものは好き。
さっそく皮をむき小さく切って半分はそのまま冷凍、
残りを下茹でして調理した。
月白色の箸休めになった。
宵闇や大き瓜割る菜包丁 佳音
またあした。