サロンシェクララ代表のたかしまもとこです。
最近、目覚めたハーブの活用法について書きます。
それは、ポプリとしての活用です。
ポプリの語源は、フランス語でpot pourri※といい、「料理(煮込み)」や「混ぜる」を意味するそうです。
※pot pourriは直訳すると「腐った鍋」だそうです。
多様な材料を混ぜてつぼに入れて作ったことから由来するそうです。
花びら、ハーブ(香草)、スパイス、保留剤(香りを落ち着かせ、長く薫らせるためのもの)などを混ぜ合わせ、熟成させます。
フレグランスジャーナル社から発刊されているアロマトピアで、フィトアロマセラピストの大木いずみさんのポプリの作り方を見ていつか自分でも修道院時代の知恵を取り入れてポプリを作りたいと思っていました。
例えば、アロマトピア№160(2020)では、修道院のフィトセラピーと感染症に関する記事が興味深い内容でした。
修道院で育てられた薬用植物とドロッグと呼ばれた乾燥した生薬を使った治療が行われてきたと言います。
大木いずみさんを講師として、フレグランスジャーナル社がこのレシピを現代に再現する講座を開催しました。
大木さんが教えてくれるポプリは、花びら、ハーブ(香草)、スパイス、保留剤に精油、芳香蒸留水、チンキまでを加えて熟成するものでした。
この方法で熟成させると、香りそのものが奥深い印象になります。
修道院時代の知恵も含めて、植物まるごとを使って味わうポプリ、広めていきたいと思います。
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