今朝のニュースで、熊野にある丸山千枚田の虫追いの行事について報道されていました。
昨年の5月に伊勢神宮や熊野古道、那智大社などを旅行しました。
偶然、通りかかった千枚田の風景に見惚れ、しばしたたずみました。
「虫追い」というのは、江戸時代から各地域で行われていましたが、稲が順調に育つよう、虫などの害に見舞われないように、夏前に松明などを掲げて田んぼのあぜ道を練り歩くというものです。
ニュースで、丸山がでてきたので、思わずなつかしくなりました。
日本人と稲は切っても切れない関係です。多くの実りがもたらされれば、飢えから人が解放されるということになります。
このような伝統がこれから先も伝わってくれたらうれしいと思います。
この棚田をみると、心が落ち着くのは私だけではないかなと思います。

このような平和な風景がいつまでも保たれますように。