癌で甲状腺を失ってからのLuca's元気の出る方法 | 英国生活15年から、日本への赴任 頑張れるかな!?

英国生活15年から、日本への赴任 頑張れるかな!?

2010年に甲状腺がんになっちゃいました。ここでは、病気のことだけでなくロンドンの日常、英国を賑わす音楽と映画、英国クレイジーなフットボール、それから、漫才のような家族のこと、心癒してくれる動物(チワワとリス)のことを綴ってます。

ご訪問ありがとうございます。

今日は、甲状腺のことについて、ちょっとまじめに書いてみます!!

本日は、英国の地元の病院に検診でいってまいりました。
私の甲状腺がんが、発覚して、手術をしてから、2年半たちました。
最後の放射線ヨード治療、検査をしてから、半年以上たち、初めて、半年以上、
甲状腺ホルモン値を安定気味にすることが出来てきました。

甲状腺って、だいたい癌になるまで、名前を聞いたことしかありませんでした。
しかし、甲状腺を失ってみて、どれだけ体に影響を及ぼすのか
頭をハンマーでうたれるほど思い知りました。

甲状腺は、体全体の、細胞の動きを活性化させるための、
甲状腺ホルモンをつくる
所です。

細胞の動きの活性化?というとよくわかりませんが、つまりは、
例えば、朝体がおきれるかどうか、というのは、
細胞=体 が活性化してる=元気
だからです。

従って、甲状腺ホルモンが足りない病気、または、甲状腺がないのに、
検査のためなどに、甲状腺ホルモンをとらない状況、
甲状腺機能低下または機能不全状態ですと、
体中にダンベルをつけられているのかというくらい
きつい状況です。

Lucaは、検査や放射線ヨード治療の前後は、
甲状腺機能低下状態になるので、結構ふらふらになっていました。

逆に甲状腺ホルモンが多すぎると、甲状腺亢進症状態になり、
細胞=体 が、100メートル全力疾走中くらい、機能しなくてはという
誤った信号を出しているようなもので、
心臓漠々、神経ぴりぴり、呼吸ぜいぜい、
夜は交感神経が高ぶって、眠れない=3、4日平気で
寝てない状態がでてくる等となります。
そのうち、全体の体調がおかしくなって、ばたんと倒れたりします。
(100キロ走った後みたいな感じでしょうか・・・)

Lucaは、甲状腺ホルモン剤の量が最初、多すぎて、そういう状態が
つづいた数ヶ月がありました。
つまり、マラソンをズーーーーットしてる状態で、あるとき、
もう全く動けないふらふら状態になる・・・というものでした。

現在、150mgの甲状腺ホルモンを毎日摂取しています。
亢進状態にならないには、100mgくらいがよく、
でもドクターによっては、200mgをとってほしがります
(甲状腺刺激ホルモンをほぼ0、基準として、0.05以下、にして、再発を防止するため)

甲状腺ホルモンの摂取は、多すぎると、亢進状態になるし、
足りないと、機能低下症になるので、
体質や、体格によって、違いますので、何とかベストな量に決まるまで、Lucaにとっては
実際2年くらいかかりました。

甲状腺を失う前は、(一応)もと、器械体操をハードにやっていた
ブルドーザーのような体力でしたが、
甲状腺をとってからは、やっぱり、ホルモン剤を飲んでいても、決して同じには
なりません。

要は、慣れなんですが、甲状腺をとってから、油断をすると、
ホルモン値の取り込みのぶれの性で、仕事はほぼ120%こなせていたとしても、
水面下の体調が崩れてしまいます。

そこで、元気を出すために、過去2年、本当にいろんなことを試しました。

まず、運動は、
ジム通いをして、たまにガーーッと体を動かすより、
なるべく毎日、沢山歩く方が、良いみたい。
残念なことに、たった少しの運動でも激しい運動だと、
息が上がるのが早くなってしまい、十分長い時間つづかないのです==。
だからヨガとかは趣味程度・・・

それから、栄養補給については、
どんなに、高濃度ビタミン注射や、サプリメントよりも、
本当に、昔から、滋養がつくといわれている食べ物を食べることの方が、
ずっと元気がでるとつくづく分かりました。
がつんと、お肉食べたり、(日本だったらうなぎとかあるんですけど・・)・・
しないと、パワーアップが十分なとこまでいかないんです==
(その分、その量やお野菜を沢山とることとかには気をつけますが)

最後に、マッサージ
最初は、単に、肌がすべすべになるのバスソルトでエクスフォリエ—ションをするとか、
セルライトをとるためのボディクリームを塗り込むとか
何の気なしにしていましたが、
実は、それらが、体の表面から、細胞を刺激し、
クターーーッとなっているかもしれない、細胞の方々を起こすことができる
=つまり、体の調子がよくなる

というのが、当たり前のようなのですが、甲状腺のない
Lucaの、体感でございます。
でも、一病息災という言葉が全く当てはまるくらい、
こんなことにならなかったら、もっと無茶を続けて、
不健康な生活を続けていただろうと思うので、
結果としては、有り難いことだったと思っています。
そして、色々といわれている健康法とかで、
ちゃんと自分にあうものをみつけようとすると、
ちゃんと見つかるというのも有り難いなと思います。

でも皆様、甲状腺癌のほとんどは、甲状腺乳頭癌といわれる、
進行のやたら遅いものでございます。転移がない限り、
すぐに命に関わるものでは、一般的にありません。
(だから、むしろ転移に注意しなくてはなので、今日は転移の定期検診でした)
50歳とか60歳すぎて、初期や中期のものが見つかっても、転移がなければ、
そんなに悪いことをしないのが、甲状腺乳頭癌です。
寿命よりも進行が遅い人も、沢山いるそうです。

40代以下で甲状腺がんになると、
日本、スイス、ドイツのドクターも含めて、世界医療ガイドラインとして、
予防もかねて、少し多めの甲状腺ホルモンを摂取すること
をすすめます。
したがって、実は、Lucaは、ほぼ常に、甲状腺亢進状態にあります。
ごろごろベッドにしていても、細胞的には、マラソンしてる状態です。
(あ、それでやせるといいんですがなかなかそれはそれで違うみたいで・・笑)
そのようなことで、いろいろと、上記のように調整しているのでした。

甲状腺の病気の方に、また、病気にならないように、
必ず申し上げたいのは、お薬も大事ですが
栄養がつくものを(肥りすぎないように)御召し上がりください!!
なるべく、体の表面をマッサージしてあげてください!!
(あ、昔、乾布摩擦とかありましたよね・・いつの時代の人間ダーー??)
と、このようなことでございます。

長くなっちゃって申し訳ありません!!

御高覧ありがとうございました。

皆様の、素敵な木曜日を御祈りしています。