こんにちは
チーフの江本です
最近ドラックストアで物凄い種類のカラー剤を見かけました
今日はサロンカラーとホームカラーについて一言
そもそもサロンでカラーすると高い、時間がかかる等の理由から、低価格で自宅で簡単に染められるといったホームカラーを試してみる方が増えてきた現状があります。
たしかに、サロンで染めても、自宅で染めても同じ結果だったら安い方がいいですよね・・・
しかし・・・
同じ結果なわけがない
僕ら美容師が染めるカラーは誰もが出来るような簡単なものでは絶対に無いのです
まずサロンカラーとホームカラー・・・商品の差はほとんどありません。
色素も成分もほぼ一緒。唯一違うのはアルカリ剤。サロンカラーでは揮発性が高く、カラー後に毛髪にダメージ成分が残留しないようなアルカリ剤が、ホームカラーには揮発性が低く、ダメージ成分が残留しやすいアルカリ剤が配合されています。
自宅でカラーした際、揮発性が高いと臭くて嫌がられるからです・・・。
成分で違うのはこのくらいです。
次に・・・サロンでは髪を明るくしたい時のカラー剤と、明るさは変えずに色味だけを入れる時の薬剤を別のものにします。(髪を明るくする事が一番のダメージ原因となります)
根本は明るくしたいから強い薬剤、毛先は明るくする必要が無いので優しい薬剤・・・と、使い分けます。
ホームカラーは全て強いタイプの薬剤しかありません。
まず大事なことは・・・
お客様の髪の毛を、希望の明るさ、色味に仕上げるための薬剤選定
必要最低限のダメージで希望の色に仕上げる。これが大事
つまり・・・
知識です
そして、狙った長さに、狙った薬剤を塗布する・・・
技術です
この、知識、技術を兼ね備えた美容師が
本物のプロフェッショナルなのです
シュヴーでは、お客様にカラー剤を塗布するのは・・・
シュヴーカラーマニュアルを必死で読みながら、朝も夜も、さらには休みの日も使って懸命に練習を繰り返し、いくつもの試験をクリアしたプロフェッショナルしか入客させません。
すべてはお客様の為に・・・
狙った長さに、狙ったカラー剤を正確に、素早く塗布していく・・・そして、ベストな放置タイム。
さらに、シャンプーにもプロだから出来る処理があります。
美容師は乳化とよんでおりますが、お客様の髪の毛のダメージを最低限にするために、そして色持ちを最大限にするために・・・シャンプー台で行う技術があります。
説明は難しいのでまた今度・・・
気になる方は是非カラー後のシャンプー中にスタッフにお尋ねください
全ての技術、知識にプロの自覚をもって、日々成長していくシュヴー門前仲町店で、是非皆さんベストなカラーリングをしましょう
台風も続き、急に寒くなってきましたが、みなさんお身体に気をつけて下さい・・・