#もしもSNSがなかったら | "88" Dreamer 〜その指先にある夢

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さらに、まだ見ぬあの場所へ…
エキセントリックな日々を求めて…

動かないものを眺めて、何が楽しいのだろう。

音のない時間の、どこがエキサイティングなんだろう。

 

と、昔は思っていた。

 

魂で描かれた絵画は、刻々とその姿を変えている。

人間にしか造れないオブジェからは、リズムとメロディーがほとばしっている。

 

 

「#もしもSNSがなかったら」という展示を見てきました。

 

お気に入りのミュージシャンのTwitterで偶然知ったスポット。

 

3331 Arts Chiyoda  http://www.3331.jp/en/

 

廃校になった校舎がギャラリーになっている。限界集落だけだと思っていたら、都心にもあるんですね。

 

 

言葉はアートの材料だ。そもそも、文学・文芸は「言葉」だけで創られている。

 

言葉が軽んじられている現在、文の美しさなどを気にしている暇がないほど、時間の津波に押し流されれている日々。

 

その価値判断は別にして、SNSは私たちの生活と共にある(心の隅々にまで侵入している)

 

あなたのその言葉は、今必要なのか?

キーボードは僕の心とつながっているのか?

 

君の「いいね!」 は三拍子なの? その響きは、Em△7(♭5)と同じ色かな?

 

 

ここにいる人たちを音符にしよう。

そこから湧き出るフレーズを聞いてみよう。

エスニックなリズム、アーバンなテンポ。

 

2Fの教室は、規則的に並ぶ(学校はそういう場所だった)、

独立ギャラリーのドア。

 

井上佐由紀「私は初めて見た光を覚えていない」

https://ex.artnavi-bt.com/exhibition/2062

 

nap gallery  

http://napgallery.jp/en/artists/sayuki-inoue/

 

なんて衝撃的な、なんて素敵な、なんという瞬間をとらえているのか!

 

どうしようもなくただ、見るしかない光の時間、人生の産声。

 

写真は止まっていないんだよ、、、

君の心が、動いていれば。

 

動かないものからも、音が聞こえるんだよ。

君の人生で、奏でている音が。