娘の囲碁教室で、初段がすぐそこだったのですが、負けが多くなり一つ級が落ちました。初めての級落ち。最近順調すぎたのでそろそろこんなこともあるかなと思っていました。

娘は目に涙をためて報告に来ましたが、嫌だとも何とも言わずにそれからまた2時間近く打ち続けました。心の中では思うことが色々あるのでしょうが、立ち向かって行く姿は凄いなと思いました。最後に教室長の先生に報告に行く時は、見られたくなかったのか、
「すぐ準備して出るから、外で待ってて。」
と言って私を半ば無理矢理外に出しました。見つからないように外からチラッと見ましたが、先生とハイタッチしていたので、励ましてもらったのでしょう。

今は帰りの電車で、ロアルド・ダールの本をニコニコしながら読んでいます。

淡々と打ち続けることが、きっと踊り場を越える秘訣なんだろうと思います。私も淡々と送迎しようと思います。

勝負の世界は厳しいですね。