来週の土日、6月8日、9日に、

東京でワークショップを、

開催するのですが、

問題について働きかける枠に、

1名分キャンセルが出ました。

 

もし、まだ間に合うなら参加したい、

という方がいらしたら、

6月3日(月)午後5時まで、

ホームページの

申し込みフォームを

開けておきます。

 

ご希望の方は大至急、

申し込みフォームを開いてください。

 

 

 

 

このメッセージが必要な方に届きますように。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

このキャンセルで思い出したことがあります。

 

もう10年以上前のことです。

 

ロシア人のセラピストの、

マリーナとマリーナという、

同じ名前の二人の女性が、

ファミリー・コンステレーションの、

ワークショップを主催するから、

ウラジオストックに来て欲しいと、

招待されたことがあります。

 

 

前半3日間、後半2日間の、

合計5日間のワークショップで、

私は英語で話し、

英語からロシア語への通訳が付きました。

 

参加の金額が三種類あって、

座る席の位置から違っていました。

 

低額の参加費での参加者は一番外側の遠い席、

見るだけです。

 

真ん中の金額の参加者はその前の列の席で、

代理人として選ばれる権利があります。

 

一番高額の参加費を払った人は、

一番前の列に座り、

働きかけあり、

代理人としても選んでもらえるという、

フルコースです。

 

そのフルコースメニューで参加した、

一人の男性とのやり取りです。

 

その人の問題について、

何を解決したいのか、

インタビューを始めても、

どの角度から問いかけても、

一向に手がかりがつかめず、

仕方なく、

私は恐る恐る尋ねました。

 

「もしかして、あなたは、

何も困っていないのではありませんか?」

 

その人は自信満々に、

「何も困っていない。

ビジネスではすでに成功を収めていて、

仕事は順調、

家庭も平和で、奥さんと仲良く、

子供達も可愛い、

このワークショップに参加すると、

もっと金を稼ぐことができるようになると、

期待して参加した。」

と胸を張って答えるのです。

 

それで、

私は一つ大きく深呼吸して、

ゆっくりと、

その男性にこうお願いしました。

 

「あなたはとても能力が高く、

自分を信頼しているので、

見栄を張る必要もなく、

また、人を惹きつける魅力もある、

とても幸運な人なのだと思います。

 

私の気持ちをお伝えします。

 

私がロシアに来ることで、

もしかしたら、

今夜、

手首を切りたい衝動に駆られる少女が、

その衝動を退けることが、

できるようになるかも知れない、

 

あるいは、もう、

できることは全てやり尽くしたのに、

生きる希望が持てない、

明日どう生きたらいいか分からない、

そのような人が、

自殺しないで済むかも知れない、

そう思って、

それが私の、

ウラジオストックに来た理由です。

 

あなたには助けが必要ないばかりか、

あなたには他の人を助ける力がある。

 

このワークショップは、

すでに持てる人を、

より稼げるように、

するためのものではないことを、

理解していただきたいのです。

 

だから、

気を悪くしないで欲しいのですが、

あなたのために、

私にできることはありません。

 

他の困っている人のために、

あなたのための時間を、

使わせてもらえませんか?」

 

そう言うと、

その人は沈黙し、

しばし、考えて、

「分かりました。オーケーです。

他の人のために私の時間を使ってください。

でも、ありがとう。

私はこれでいいんだと分かりました。」

 

と、最前列の自分の席に戻って行きました。

 

で、主催者たちは大慌て。

最前列の人は参加金額が大きく違うので、

え!?、え!?、

どうしたらいの?状態。

 

その様子に気がついて、

私がその男性に

「差額は返金します」と言うと、

その人は「いや、結構です。

他の人のために使ってください。

今、あなたは私に、

私には、

他の人を助ける力があると言ってくれた。

これもその一つにします。」

と言ってくれたのです。

 

その言葉は、

会場の参加者全員の気持ちを揺さぶり、

部屋の中は一気に温かい空気に包まれました。

 

そして、

私は次のクライアントを探し、

コンステレーションに入って行きました。

 

 

さて、

今回のワークショップですが、

申し込みの締め切り直前に申し込んで、

締め切った直後にキャンセルされてしまうと、

そのために機会を失う人がいます。

 

それは正直なところ、

そのために、

機会を逃す人がいるかも知れないと思うと、

私は困るのです。

 

私は今も、

ウラジオストックに呼ばれて行った時と、

全く同じ気持ちで、

毎回ワークショップに臨んでいます。

 

だから、

お申し込みの際は、

本当に参加したい時に、

本気で申し込んでいただけたらと、

願っています。

 

 

だから、

もう一回書きます。

 

このメッセージが必要な方に届きますように。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

PS: ウラジオストックでは、

主催者のマリーナの一人の自宅に、

滞在しました。

 

マリーナはシングルマザーで、

息子と二人暮らしです。

 

その大学生の息子の部屋を、

使わせてもらうことになり、

その息子は私の滞在中は物置で寝て、

彼はその代わりに、

お小遣いをもらうという仕組みでした。

 

その息子、

大学で生物学専攻で、

部屋の中で大きなダンゴムシを飼っていて、

夜中にゴソゴソ動く音がするのです。

 

ロシアという異国で、

一般家庭に滞在し、

ダンゴムシと同室という、

それは何とも言えないシュールな体験でした。

 

観光に連れて行ってもらい、

写真を何枚も撮ったのですが、

そのデータを保存したのが、

今は開けなくなっていて、

ここに貼り付けることができませんでした。

残念。

 

ここでの写真はpixabayからの借り物です。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

6月のワークショップ、

働きかけありの残席1名分、

ご希望の方は大至急、

6月3日(月)午後5時までにお申し込みください。

 

 

 

7月は短期集中トレーニングです。
 
単発でトレーニングに参加したい方は、
こちらです。
男と女、恋愛、結婚、
パートナーシップについて、
特訓を受けてください。
 
婚活中の方にとっては
このプログラムは
「婚活虎の穴」となります。
 
「虎穴に入らずんば虎子を得ず。
本当に本当の、
私の最後の長期トレーニングとなります。
 
生きるために、
今となっては、
役に立たなくなった道具を手放し、
今を生きるために役立つ、
最強の手段を手に入れるならこちらです。