風邪を引いて寝込んでいた時に、

食べたいと心に思い浮かぶものが、

日によってものすごく偏り、

ある日は十割蕎麦をザルで、

その翌日はカレー風味のスープだったりで、

食の好みが乱高下してました。

 

体力をつけるにはタンパク質を、

とは思うものの、

タンパク質系のものは、

想像するだけでゲンナリしてしまう日々。

 

お粥だったり、

おじやだったり、

汁物ばかりで生き延びていました。

 

養命酒の会社が、

簡単に食べることができるお粥やら、

おじややら、味噌汁を出していて、

やる気のない時用に買っておいた、

それらにはずいぶん助けてもらいました。

 

体調を崩す前は、

プロテインをアーモンドミルクとバナナで、

スムージーのようにして飲むのが、

毎朝の定番だったのですが、

バナナ1本が負担でもう喉を通らない。

 

プロテインもサプリメントも、

想像するのも無理で、

痩せるのはいいけど、

筋肉ばかりが落ちていくのは、

どうしたもんかなあと、

思い巡らし、

すっきりしたくて、

柑橘類に手を出してみるものの、

味覚が変化していて、

酸味が強すぎるように感じ、

みかんも楽しめない。

 

体力をつけるために、

プロテインを薄めに作って、

飲むことにしたけれど

バナナをやめて、

代わりに林檎1/4個を使って、

スムージーにすると、

これがまあ!

あっさりしていて美味しく大ヒット。

すっかりハマってしまいました。

 

 

年末に札幌に帰った時に、

助手さんが青森から取り寄せたという

林檎をお裾分けしてもらいました。
 

それが素晴らしかった。

食べた途端に体が喜ぶのを感じ、

すっかりマイブームになりました。
 

私も青森の林檎農家から、

まさかの直接の、

お取り寄せをしてしまいました。

 

かつて、
林檎をそんなに美味しいとは、
思ったことがなかったのです。

私にはバラ科の果物に、
少々のアレルギーがあるので、
林檎は敬遠していたのです。
それなのに、
食べたら体が喜ぶのを感じるとは、
何が起きているのか、
訳分からん。
 

ひとまず林檎を食べる時は、

十分に注意をし、
量を調節するなら、
喉の痒みは出ないことが分かりました。
 

この林檎をきっかけに、

食生活を変えました。

 

体が喜ぶ食べ物が何か、
体に聞こうと思ったのです。
 

寝込んで以来、

食べたいと思うものが変わってしまい、

体力が戻るにつれ、

りんごで味をしめたもんだから、

お取り寄せしまくって、

エンゲル係数爆上がりになってしまいました。

 

島根のシジミ漁師さんからシジミを取り寄せ、

神奈川の農家から芽キャベツを取り寄せ、

埼玉の農家からケールを取り寄せ、

高知の漁師さんから魚を取り寄せ、

再び、林檎を青森からという贅沢三昧。

 

こんなにいい食材が冷蔵庫に溢れていると、

全然お惣菜を買いたいとか思わなくなって、

積極的に料理したくなることに、

我ながら驚愕の今日この頃。

 

農家さんや漁師さんの、

美味しいものを食べさせてやりたいという、

その心意気を直接感じることができて、

その力が料理をしたいという、

原動力になるのだなと感じます。

 

 

 

そのアレルギー繋がりで思い出したのですが、
そういえば、
千葉に引っ越してからの私は、
重症ではありませんが花粉症になったのです。
 
それが治療師をしている兄のお勧めで、
この本を読み、

https://amzn.asia/d/bipfdo8


酪酸菌と、

https://amzn.asia/d/22XYrHQ

フラクトオリゴ糖
https://amzn.asia/d/iM0RG5X<br>


https://amzn.asia/d/beXijlf

を摂取するようにしたら、

1日とは言いませんが、

いつの間にか花粉症の症状は無くなりました。

興味のある方は試してみてはいかがでしょう。

 

食べるものはルーティーンになりがちだけど、

その日毎に、日々の体調によって、

体が欲する栄養素は違うはずなのです。

 

たまの贅沢で、

頭で考えた美味しいものではなく、

食べたいと体の中に浮かんだものを、

試しに食べてみたら、

その翌日の体調がどうなるのか、

丁寧に、

自分への聞き取り調査をしてみると、

面白いかも知れません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


3月9日、10日の東京ワークショップでは、

キャンセルが出たため、

現在働きかけ枠の残席は3名分です。

 

自分の乗り越えなくてはならない課題は、

ファミリーコンステレーションの手法を使い、

代理人を通すことで、冷静に負担なく、

真摯に向き合うことが可能となります。

本気で、

自分を縛っていたものを、

手放したい方のためのワークショップです。

 

 

 

トレーニング16期研究コースが、

4月に開講します。

 

自分の人生に対しての慣れ親しんだ

「この程度でいいや」という感覚は、

「生きている実感を持つ自分」とは、

無関係です。

 

研究コースでは、

今まで気づくことができなかった、

自分を構成している、

家族以外の様々な要素を、

見て、聞いて、触れて、

感じ取る訓練をします。


深く根付いていた、

思い込みの正体を知り、

自分の一部だと信じ込んでいた、

負の要素が、

実は暗示によるものでしかなかったと、

真実を知ることで解放が始まります。

 

 

 

ファシリテータ養成コースを、

ファミリー・コンステレーションの、

ファシリテーターを育成する場だと、

思われるかも知れませんが、

実はそれはオマケの部分です。

 

様々な社会環境や、

家族関係に翻弄されている自分の人生を、

尊大にならず、

卑屈にならず、

等身大で本来の能力を発揮し、

自然体で求めるものを達成していく、

自分の人生の、

ファシリテーターとなる訓練をする場です。

 

自分の人生を、

ファシリテート(促進する」)できるなら、

悩み苦しむことに使われていたエネルギーは、

解放され、余剰エネルギーとなり、

そこで身につけた技術が、

結果として他者を助けるために、

使えるようになるのです。