(5/19)道内上場26社の10年2、3月 19社が業績改善予想 | ミネラル水の飲み方

(5/19)道内上場26社の10年2、3月 19社が業績改善予想

道内の上場企業の7割超が2009年度に、経常損益の改善を見込んでいることが分かった。全国では自動車や電機など中心に今期も大幅な赤字が続くとみる企業が多いが、輸出依存型の製造業が少ない道内では原材料価格の下落などが、収益改善につながるとの見方が強い。ただ、景気低迷が深刻さを増せば、増益シナリオの修正を迫られる可能性もある。

 道内の上場企業で、18日までに発表された26社の09年度(2010年2、3月期)の決算見通しについて集計したところ、経常損益では19社が業績改善を予想している。

 景気悪化で財布のヒモが固くなるなか、小売業では低価格路線で売り上げを維持し増益を確保する企業が目立つ。

 道内上場企業で最大の経常利益となるのはニトリ。アークスも九期連続の増益を見込む。ただ、「消費者の生活防衛意識は高まるばかりで、スーパー間の価格競争は激しさを増している」(アークスの外岡学取締役)との指摘もある。