過ぎゆく季節、抗うすべなく揺れる私の心。
例えいつしか消えるこの気持ちであったとしても
今だけは、その気持ちに酔いしれていたい。
叶わぬものと知りながら願わずにはいられないのは
やっぱり何処かで叶って欲しいと思う私がいるから?
澱む心を締め付けるあなたの笑顔は、私のなりよりの救いであり、絶望で。
言葉に出来ない気持ちを押し殺して笑う私に君は何を見るだろう。
きっと何も見えないんだろう。もう、それでいいのかもしれない。
今日雨が上がって、空が晴れたら、悲しいし苦しいけれど
ひと夏の思い出と笑ってあなたにさよならしよう。