相馬野馬追 行事 ②
7月第4日曜日
· お行列(南相馬市原町区) 9:30 -
開催地の原町区にある相馬太田神社(中の郷勢)を先頭に、相馬小高神社(小高郷・標葉郷勢)、総大将がいる相馬中村神社(宇多郷・北郷勢)の順に総勢500余騎で、御本陣・雲雀ヶ原の相馬野馬追祭場地まで約3kmを行軍する。
· 甲冑競馬(南相馬市原町区) 12:00 -
騎馬隊が祭場地に到着し、山上の御本陣に神輿を安置した後に行う。それまで被っていたかぶとを脱いで、白鉢巻をしめた甲冑姿の若武者の騎馬が、10頭立てで1周1000mの速さを競う。10回開催。
· 神旗争奪戦(南相馬市原町区) 13:00 -
打ち上げられた花火の中からゆっくり落ちてくる御神旗を騎馬武者たちが争奪する行事。雲雀ヶ原の祭場地に隣接する本陣山から陣螺(じんら)が鳴り響くと、雲雀ヶ原一面に500余騎が広がり、花火1発ごとに2本の御神旗が舞い降りる。御神旗を勝ち取った騎馬武者は高々と御神旗を掲げ、羊腸の坂(ようちょうのさか)を本陣山山頂に向けて一気に駆け上がる。旗は敵の首になぞらえてあるため、御本陣では旗軍者に審査される。その後、騎馬武者は妙見神社から御札と副賞を受けて山を下りる。この一連の流れが間を置いて行われ、花火は計20発(御神旗が計40本)が打ち上げられる。なお、御神旗は、相馬中村神社が青、相馬太田神社が赤、相馬小高神社が黄色となっている。
· 帰り馬(原町区以外)
原町区の中の郷勢以外の4隊は、騎馬行進を行いながら地元に戻る。