新庄まつり 概要 山車

 


地元の人は「やたい」と呼ぶ。 進行方向左側が豪華絢爛に飾り付けられる。山・桜・牡丹・松・滝を必ず飾ることの他は自由で、ハリボテ、ねぶたを思わせる巨大灯篭、フラッシュ光など若連によって、様々な趣向を凝らす。進行方向右側は、左側の見栄えを良くするために山が配される場合が多い。



以前はドライアイスを使った煙、中に人が入って傘回しならぬ蓋回し(分福茶釜(ぶんぶくちゃがま))をするなどあったが、今は規定により禁止されている。



山車を動かすために、前面に梶棒(かじぼう。舵棒)があり、その梶棒に2本の曳き綱が結び付けられている。当日は、小学生ら小若が山車の曳き手になる。足回りはタイヤである。



山車運行の際は、電線にや脇木に山車が引っかからないように、常に左右に4mほどの棒を持った人(「電線上げ」)を配置する。高さが低いアンダーパスを通すために、人形やハリボテを外せる細工を行っている若連もある。