仙台七夕花火祭 観賞

 


会場となる広瀬川中流域(水面の平均標高30m程度)は河岸段丘が発達し、また、隣接する仙台市都心部(標高40m前後)には高層ビルや構想マンションも多いため、様々な角度からの観賞が可能である(当花火祭で上げられる最大の4号花火の到達高度は概ね160m)。仙台空港発着のヘリコプターセスナ機で、上空からの花火遊覧飛行も可能。



以下、観賞地のある段丘面と広瀬川の右岸左岸かも付記。段丘は、標高が低い方から下町III〜I、中町II・I、上町、台原(だいのはら)、青葉山IV〜I(各段丘ではローマ数字が大きいほど標高が低い)となっており、さらに陸前丘陵に属する各丘陵がそれらより高い標高で打ち上げ会場を取り囲むように存在する。



打ち上げ場所の広瀬川仲ノ瀬緑地運動広場(右岸・下町段丘III)に対し、有料観覧席は、旧仙台市民プール駐車場(左岸・下町段丘III)と、青葉山観光駐車場(仙台商業高校跡地。右岸・下町段丘I)に設置されている。



仲の瀬橋(二層性の橋の上層の路盤標高は43.10m)、大橋(路盤標高は35.73m)、西公園(左岸・中町段丘I)、青葉山公園(右岸・下町段丘I)、仙台城二の丸(右岸・上町段丘)、仙台城天守台(右岸・青葉山段丘IV。標高115m程度)などが人気の観賞地であるが、広瀬通(左岸・中町段丘I)にも多数の観客がいる。東北大学川内キャンパス(右岸・上町段丘)や宮城県美術館(右岸・中町段丘I)は公式には解放されていないが、観客が多い。宮城県仙台第二高等学校(右岸・下町段丘I)は解放されていない。




例年、車両通行規制は、18:15から仙台西道路の上り(東北自動車道仙台宮城IC都心部)で始まり、18:30からは会場近くの道路(以下の1⇒2の順)で開始される。


1 仙台西道路

仲の瀬橋

広瀬通(西公園通晩翠通(ばんすいどおり))、

西公園通定禅寺通~青葉通)、

大橋



2 晩翠通(定禅寺通青葉通)、

広瀬通(晩翠通~東二番丁通り