幣帛 幣帛用具

 


幣帛を奉奠する場合に次のような用具を用いる。幣帛は「案」(あん)に載せる。案の下には「薦」(こも)を敷く。幣帛料は「大角」(だいかく)に載せる。鏡などを納めたり、短冊を載せたりする時には「柳筥」(やないばこ、やなぎばこ)を用いる。幣帛を納める場合には「折櫃」(おりびつ、おりうず)を使用する。装束や神宝などは「辛櫃」(からびつ)に納める。宮中へ品物を奉献する場合などには「雲脚台」(うんきゃくだい)に乗せる。なお神社に古例があればそれに従う。

 


※奉奠(ほうてん)

つつしんで供えること。