龍宮 概要 龍宮 

 


l 琵琶湖

o 藤原秀郷瀬田の唐橋で龍宮の者から救けを乞われ大百足(おおむかで)を退治した。龍宮の王は大百足を退治した礼として秀郷に避来矢(ひらいし)と呼ばれる神秘的な大鎧を与えた。

 


l 宮城県気仙沼市

o 山神と龍宮がどれだけ珍しいものを知っているかという争いをして、龍宮(龍宮さまとされる女神)が勝った話が漁師に伝承されている。山神はオクズ(気仙沼でタツノオトシゴの意)を観た事がなく、負ける。

 


l 香川県 三豊市(みとよし)

o 龍宮城は三豊市 詫間町(たくまちょう)の荘内半島沖にあったとする伝説がある。一帯には、浦島太郎が生まれた場所とされる「生里」(なまり)、玉手箱を開けた「箱」、箱から出た煙がかかった「紫雲出山」(しうでやま/しうんでやま)ほか浦島太郎伝説にちなむ地名が多く残っている。浦島太郎の墓や太郎が助けた亀が祀られている亀戎社(かめえびすしゃ)もある。

 


l 中国蘇州) 

o 金生(きんせい)という男が金龍大王の娘(竜女)と恋仲になる。竜女は、「30年後にまた会おう」と約束したが、金生は、「30年後では私はよぼよぼだ」と嘆いた。すると竜女は、「龍宮に老いはない。若さを保つのは簡単」と薬のつくり方を渡して去った。その薬を服用し続けた金生は60歳になっても若さを保ち、1日ほど黄河を渡っていると、上流からの葉に乗る竜女が現れ、連れだって共に神仙に去ったという。

 


l 竜宮童子


l 竜宮女房