稚児 祭りにおける稚児 服飾・化粧

 


稚児の衣装は概ね平安装束神官装束巫女装束)か、それを大幅に簡略化した稚児装束の場合が多く、または不可欠と考えられる。少年は烏帽子、少女は天冠(てんかん、てんがん)を被る場合が多い。持ち物としては舞扇(まいおうぎ)、蓮・桜・紅葉・等の造花等が多い。



化粧は額に「アヤツコ」と呼ばれる、まじないの意味がある模様、または「位星(くらいほし)」と呼ばれる丸を黒、または赤で入れ、鼻筋を白く塗るのが基本だが、それ以外は、ほとんど素顔、口紅を塗るだけの場合から、大人のフォーマルと同様の厚化粧歌舞伎舞踊と同様の舞台化粧(極稀にお歯黒を付ける場合や引眉(ひきまゆ)する場合がある)、バレエと同様な洋風の厚化粧、と結構様々である。これらの化粧・服飾は単なる装飾ではなく、神性・神聖・神秘・等の意味合い・意味付けがあり、また通過儀礼の意味があるともされる。