伊佐爾波神社 摂末社
境内社は3社とも末社。
· 常盤新田霊社 (ときわにったれいしゃ)
o 祭神:
新田義宗(にった よしむね)、
脇屋義治(わきや よしはる)、
松平定長(まつだいら さだなが)
回廊内南側に鎮座。社殿は重要文化財に指定。
南北朝時代伊予国と深い関係にあった南朝の新田義貞をはじめ、その子息 新田義顕(にった よしあき)、新田義興(にった よしおき)、新田義宗、新田義貞の弟 脇屋義助(わきや よしすけ)と子息 脇屋義治の御神徳を祀った神社が愛媛県内には27社(うち13社の境内社)ある。他に配神として合祀しているものを合わせると、41社(うち境内社18社)ある。
· 高良玉垂社 (こうらたまたれしゃ)
o 祭神:
武内宿禰命(たけうちのすくねのみこと)
回廊内北側に鎮座。社殿は重要文化財に指定。
武内宿禰は、景行、成務、仲哀、応神、仁徳までの5代にわたる天皇に仕え、特に神功皇后の三韓征伐を補佐したことが有名。長寿、厄除けの神として知られる。
· 素鵞社(すがしゃ)
o 祭神:
素盞嗚尊(すさのおのみこと)、
稲田姫命(くしなだひめのみこと)
参道の石段中腹南側に鎮座。
素盞之男命は、天照大神を脅かして高天原を追放され、その後、故郷の出雲へ向かい八岐大蛇を退治して天叢雲剣を手に入れ、稲田姫と結ばれる。五穀豊穣の神として知られる。