ヒメ 古代の女性首長

 


「ヒメ」は4世紀まで地域の女性首長の尊称として使われた。『景行天皇紀』に速津媛はやつひめ。豊国(とよのくに)速見地方)や八女津媛やめつひめ。筑紫国 八女(やめ)地方)などの女性首長が見える。他に阿蘇比咩命あそひめのみこと。武五百建命(たけいおたつのみこと)の后)、能登比咩神のとひめのかみ。伊須流岐比古神(いするぎひこのかみ)の后)、蘇賀比咩(そがひめ。千葉氏蘇我町(そがまち))など地名を負ったヒメがしばしば見られるが、それぞれの地域の女性首長と考えられる。