おみくじ みくじ箋 籤引きの方式

 


籤引きの方式には色々あるが、代表的なものには次のようなものがある。



· みくじ棒と呼ばれる細長いの入った角柱あるいは円柱形の状の箱(みくじ筒、御神籤箱)を振り、棒を箱の短辺の小さな穴から一本取り出し、棒の端あるいは中央に記された番号と同じ籤(みくじ箋)を受付あるいは専用の整理箱から受け取るもの。みくじ筒は両手で抱えられる程度の大きさ・重さのものが多いが、神社によっては一人では抱えられないほど巨大なものもある。みくじ棒が竹製である場合にはみくじ竹ともいう。

 


· 予め折り畳まれた籤(みくじ箋)を専用の箱に入れるか三方(さんぼう)などの上に置いておき、それを参詣者が直接選ぶもの。

 


· 自動販売機(頒布機)に発売金額分の硬貨を投入して得るもの。

 



ちなみに先述の女子道社が、おみくじの自動販売機の実用新案を登録したのは、大正期のことであった。