おみくじ 歴史

 


古代においては祭政に関する重要な事項や後継者を選ぶ際に意志を占うために籤引きをすることがあり、これが現在の神籤の起源とされている。多くの神社仏閣でみられる現在のおみくじの原型は元三慈恵大師良源上人(がんざん じえだいし りょうげん。912~985の創始とされている。現在の神籤は参詣者が個人の吉凶を佔(うかが)うために行われるもので、これは鎌倉時代初期から行われるようになった。当時は自分で籤を用意するのが一般的であった。



戦国時代には、戦の日取りや戦い方を決める方法として用いられた例が九州地方に見られる。