素盞嗚神社(福山市新市町戸手) 境内
本殿
入母屋造檜皮葺。備後福山藩の初代藩主 水野勝成(みずの かつなり)の再建と伝わる。
屋根は視線方向の棟の中央で一段高く別棟が直交している。千木は正面・左・右・奥の4つ、鰹木は正面と奥の千木の根元にひとつずつ、直交する棟に五つ。建物の平面は大社造りと同じくほぼ正方形。
神楽殿
祇園祭にはここに3基の神輿が納められる。平成10年には石見神楽団がここで当社御祭神素盞嗚尊縁の「をろち」などを奉納した。
拝殿
入母屋造瓦葺。
富田久三郎顕彰碑
城山から移築された山門横に立つ。備後餅の開発者である富田久三郎(とみた きゅうざぶろう)を称える。
随神門
大鳥居
境内東端、石造り。江戸時代中期元禄時代の建立で、柱には建立した別当僧の名が刻まれている。
· 幣殿
– 拝殿と本殿の間に建つ
· 鳴き龍
– 日光東照宮などで有名で、日本にわずか20棟ほどと言われる
· 神代之杉(かみよのすぎ)
– かつて境内の鬼門(北東の隅)に立っていた神木。現在は石碑のみが残る