大山神社(西ノ島町) 社殿
本殿は方1間、正面に唐破風の向拝を付した春日造変態(春日造に似るが、向拝が唐破風でその幅も身舎屋根の幅より狭くなっている)、棟に千木・鰹木を置く。明治22年の造替。向拝の下から梁間1間桁行3間の通殿が伸びて桁行5間梁間4間の入母屋造平入の拝殿に続き、拝殿正面には1間の向拝を付ける。いずれも屋根は銅板葺。
拝殿前から石段を下ったところにある鳥居は元禄12年(1699年)の御影石製。石造鳥居では隠岐島で2番目に古いもの。
他に神饌所や神輿を納める神輿庫がある。