アマツヒコネ 系譜

 


古事記』や、『日本書紀』神代上 第六段本文および一書第一・第二・第三、第七段一書第三によれば、アマテラス(天照御神)とその弟のスサノオ(素戔嗚尊速須佐之男命)が誓約を行なった際に、アマテラスの玉から生まれた神々の1柱という。所伝により誕生の順番が異なるが、『古事記』・『日本書紀』本文では、



1. アメノオシホミミ(天忍穂耳尊天之忍穂耳命)


2. アメノホヒ(天穂日命天之菩卑命)


3. アマツヒコネ(天津彦根命天津日子根命)


4. イクツヒコネ(活津彦根命活津日子根命)


5. クマノクスビ(熊野櫲樟日命熊野久須毘命)



の順序とし、3番目に挙げる。『日本書紀』では、これらの神々はアマテラスの玉から生まれたので、アマテラスのになるとする。




アマツヒコネ自体はその後の神話には登場しない。